MEO対策 Web集客

初心者必見!Googleビジネスプロフィールとは?活用するメリットデメリットについても解説します!

投稿日: 更新日:

ノートパソコン Googleトップページ

Googleマイビジネスの名称が「Google ビジネスプロフィール」に変更されましたが

「Googleビジネスプロフィールって?」

「Googleマイビジネスとの違いは?何が変わったの?」

と、お思いの方も多いはず。

この変更によりGoogle検索やGoogleマップアプリからも直接ビジネス情報の申請をすることが可能になっており、よりビジネスの管理が簡単になったと言われています。

そこで今回はGoogleマイビジネスからの変更点や操作方法など、Googleビジネスプロフィールの活用方法について記事にしていきます。

Googleビジネスプロフィールとは?

ノートパソコンと男性の腕

Googleビジネスプロフィールとは、2014年より開始したGoogleが無料で提供しているビジネスオーナー向けの情報管理ツールです。店舗や会社の情報をGoogleビジネスプロフィールに登録することで、Google検索やGoogleマップ検索結果に表示される店舗の情報(営業時間や定休日、連絡先、アクセスなど)を管理することができます。

Google公式のデータによると約44%の人がGoogleマップを利用して店舗検索をしているそうです。そのためビジネスやサービスを行う事業者は必ず利用しておきたいツールでしょう。

またGoogleビジネスプロフィールは店舗のオーナーが作成、登録をしなくてもGoogle側がインターネット上から収集した情報で自動的に作成されています。

ただし自動で作成されたものは最低限の情報しか掲載されておらず、また誤った情報なども掲載されている可能性があります。

まずはご自身の店舗や会社のGoogleビジネスプロフィールが存在するかの確認を行ってから、オーナ登録をし、正しい情報を記載することも重要です。

Googleマイビジネスとの違いは?

スマートフォンを触る人

GoogleマイビジネスからGoogleビジネスプロフィールに名称変更したことに伴い、主にどのような変更点が生まれたのか、それはビジネス規模で管理方法が大きく変わったということです。

ここでは名称変更で変わった管理方法と具体的な操作方法を説明していきます。

【ビジネス規模で管理方法が変わる】

今までのGoogleマイビジネスではビジネスの規模に関係なく、Googleマイビジネスにログインをし、ビジネス情報の管理や入力をしていましたが今後は小規模なビジネスは「Google検索とGoogleマップ」から、大規模なビジネスは「ビジネスプロフィールマネージャー」という画面から入力や管理ができます。

2022年にはスマートフォンアプリでの提供が終了するため小規模ビジネスはGoogle検索とGoogleマップから店舗・施設情報を管理するようになりますが、大規模ビジネスの場合は複数拠点を管理しているため、ビジネスプロフィールマネージャのほうが管理がしやすいとされているだけであり、Google検索とGoogleマップから管理することもできます。

※Googleでの小規模、大規模ビジネスの振り分け方は下記とされています。

従業員が100人未満のビジネス:小規模ビジネス、

従業員が100人以上または複数の店舗、拠点を持つビジネス:大規模ビジネス

・Google検索とGoogleマップでの管理、編集方法

まずビジネス用のアカウントでGoogleにログインします。次にGoogle検索かGoogleマップから直接ビジネスを検索し、その後出てきた情報から「ビジネス情報を編集」をクリックすると編集画面が表示されますので、ここに項目を入力、編集など行うだけでOK。

新しく登録をする際は、Googleマップのメニューにある「自身のビジネス情報を追加」から登録を進めるか、「Googleビジネスプロフィール」から登録を行います。

・ビジネスプロフィールマネージャーでの管理、編集方法

ビジネスプロフィールマネージャーの場合は、これまでのGoogleマイビジネスでの管理方法ととくに変更はございません。

【機能面での変更は発表されていない】

Googleビジネスプロフィールへの名称変更により、編集画面の入り口が増えましたが機能面の大幅な機能変更は今のところありません。

ただし今後は機能面に大きな変更がされる可能性もあるため、こまめにログインをし確認するようにしましょう。

Googleビジネスプロフィールに使うメリット

次にGoogleビジネスプロフィールに登録するとどのようなメリットがあるのかを解説していきます。

活用メリットその1:「Googleマップ上で店舗の正確な情報を表示できる」

Googleマップ

近頃はユーザーが目的の店舗へ来店する際に、店舗までの経路や営業時間などをGoogleのマップ上で調べていることが多く、地図アプリを使っているユーザーは80%以上とも言われています。

そのためGoogleマップ上に自社の店舗の情報があれば、多くのユーザーからのリーチ数や顧客数も増えることが期待できます。

ただしGoogleマップ上に店舗の情報が登録されていなかったり、誤った情報を表示していては意味がありません。Googleビジネスプロフィールで自社店舗の情報を正しく管理されておらず、住所を誤っている場合はマップ上で店舗の位置が正しく表示されず本来来るはずだったユーザーが来られなくなってしまったり、営業時間を誤って表示していた場合、来店しても閉まっていた、電話をかけても出なかった、などとユーザーを逃してしまうことも考えられます。

Googleマップに自社店舗の正しい情報を掲載することは、ユーザーへ店舗の正しい情報を伝えることにもなり信頼にもなりますよね。そのため情報は正しく入力、管理するようにしましょう。

活用メリットその2:「費用をかけずに集客ができる」

セント

Googleビジネスプロフィールは無料で登録や管理をすることができるため、最大のメリットといえるでしょう。Googleビジネスプロフィールは専門会社に委託しサポート運営を受けることももちろん可能ですが、ある程度のIT知識があれば自社で管理することが可能です。Web広告やSEO対策と違い外注費用をかけずとも顧客の集客に絶大な効果を期待できる点はGoogleビジネスプロフィールの凄さといえます。

なお専門会社に委託する場合にも、一般的には初期設定のみ委託をお願いする場合が多く相場は10万円以下と安価であることも一つの魅力です。

活用メリットその3:「ユーザーレビューを収集できる」

レビュー

Googleビジネスプロフィールで店舗情報を登録すると、ユーザー側(顧客)はGoogleマップ上で自由に口コミの投稿や評価したるすることができ、来店した顧客目線で、店舗の良さなどリアルな意見が投稿されます。

飲食店に行く際など、口コミを参考にしている人は55%と言われているため、半数以上のユーザーがネット上の口コミを信頼しているのです。

ユーザー側は自由に書き込めるため、時には良い評価でないものも投稿されてしまうこともあります。厳しい意見をいただいた場合には、改善点として受け取り良い方向へ立て直していきましょう。また店舗側も投稿をすることができるため、一つ一つの口コミにお礼の返信を行えば閲覧しているユーザー側にとっても好印象を与えることもできます。

活用メリットその4:「魅力をGoogleマップ上で発信できる」

マップにピンを立てる

Googleビジネスプロフィールには店舗の基本的な情報以外にも、写真や動画などを投稿できる機能や、イベント事やキャンペーンを告知できる機能も備わっています。

そのため公式Webサイト(ホームページ)を作らなくても、ユーザーがお店の名前を検索した際にビジネスプロフィールの情報が表示されるため公式サイトの代わりの役目も果たしてくれます。

前述のようにユーザーが店舗へ来店する際に、マップアプリで調べている人は80%もいるため、自社の店舗の魅力やポイントをマップ上で表示でき、アピールすることができるのは大きなメリットといえるでしょう。

Googleビジネスプロフィールの機能について

パソコンと植木鉢

次にGoogleビジネスプロフィールにはどのような機能があるのでしょうか。

お店の基本的な情報を無料で掲載できる

Googleビジネスプロフィールで、店名(社名)、住所、電話番号、カテゴリ、営業時間といった基本的な店舗プロフィールを登録し、Google検索やGoogleマップ上で掲載、そして存在をアピールすることができます。

テイクアウト、デリバリー対応やWi-Fi環境の有無、お支払方法などを記載できる「属性」という機能もあり、

また、「投稿機能」でイベントやキャンペーンなどのリアルタイムな情報を表示でき、ユーザーの興味を惹きつけることもできます。

正しい情報でプロフィールを充実させ、移転などの変更点があればリアルタイムで情報を更新するようにしましょう。

店舗の写真(内観・外観・商品など)を掲載できる

店内の様子やおいしそうなメニュー、商品の写真を掲載することができ、ユーザーに視覚的にアピールができます。視覚的に伝えることでよりお店の魅力が伝わり、「行ってみたい!」と感じ、来店にもつながります。

また通常の写真だけではなく、360度の写真、動画も掲載でき、来店前のイメージも持ってもらいやすくなります。

実際、写真や動画など「集客に効果的」というデータをGoogleが公表しており、写真を掲載すると、Googleで店舗への経路が検索される回数が約42%、ウェブサイトへのリンクがクリックされる回数が約35%も増加したという結果が出ているのです。

Googleマップにはユーザーも写真の投稿ができるため、全てが写りのいい写真とは限りません。集客へつなげるためにもオーナー側は写りの良い、見栄えの良い写真を投稿することが重要です。

アクセスを分析ができる

搭載されているインサイト機能により、以下のような情報が確認できます。

・ユーザーが店舗を検索した方法

・写真が閲覧された回数

・電話をかけた人数

・アクセス経路

これを分析することにより、集客の改善につながります。

口コミの返信、管理ができる

ユーザーが投稿した口コミに返信ができ、コミュニケーションが取れます。

また事実と異なる口コミや誹謗中傷などの悪質なものに関しては、削除依頼をすることもできます。

丁寧に返信をすることで、店舗の信頼度も高まりユーザーの来店動機につながります。

簡易なウェブサイトを作成できる

Googleビジネスプロフィールに登録すると、「ウェブサイトビルダー」という機能を使用し、簡単なウェブサイトを無料で作成することができます。

ビジネスプロフィール内でデザインを選択をしたり、編集したりすることができるため自社サイトがない場合にはとってもおすすめです。

店舗の情報をアピールすることができるサイトの有無で、集客には大きな差が生まれますのでぜひ作成してみましょう。

Googleビジネスプロフィールを活用したMEO対策のコツとは?

人差し指を立てるオブジェ

次にGoogleビジネスプロフィールを活用したMEO対策についてなのですが、まずMEOとは何なのか。簡単に説明します。

MEOとは?

MEOとは「Map Engine Optimization」の略称で、Googleマップ検索で、Googleビジネスプロフィールを上位に表示させるための手法です。

多くのユーザーがGoogle検索やマップ検索でお店の情報を調べているので、集客のためにMEO対策を行う重要性が高まっています。

ではGoogleビジネスプロフィールの順位がどのように仕組みで決まるのか、それはGoogle公式サイトに3つの記載があります。

①検索キーワードとの関連性

関連性とは検索言語とビジネスプロフィールが合致する度合いを指します。

②検索される場所から店舗までの距離

検索語句、または検索している位置情報から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。近くの店舗ほど表示されやすくなります。

③店舗や企業の知名度(視認性)

ビジネスが一般にどれくらい認知されているかを指します。

具体的にはオンライン上に自社のビジネス情報が表示、掲載されているか、また口コミや評価としてSNSなどで言及されている情報が多いか、などで評価しています。

続いて、ビジネスプロフィールを活用したMEO対策のコツについて解説していきます。

ビジネス情報を詳細に入力する

検索結果では、検索言語との関連性がより高いものが表示されるため、ビジネス情報の内容が充実しているほどローカル検索にヒットしやすくなります。

カテゴリ

住所・マップピンの設定

営業時間

電話番号

ウェブサイトのURL

メニュー・サービス・商品の一覧など

こちらの項目は関連性に大きく影響する項目ですので、最新の状態を保つ必要があります。

写真や動画などを追加する

店内やスタッフの写真、メニューや商品・サービスのイメージ画像など、多くの魅力的な写真や動画を自ら投稿していくことが大切です。適格な魅力的な写真を掲載すれば求めている商品、サービスがあるということをユーザーにアピールできます。

オーナー確認を行う

オーナー登録することで、オーナー登録していない店舗より評価が高くなり、ランキングにも入る可能性が高まりますので、まずはオーナー登録を行いましょう。

口コミを集め、返信も行う

口コミは検索評価に大きく影響します。ユーザーの意見などを尊重、また来店への感謝の返信すれば、ビジネスの存在感も高まり、ユーザーがより店舗へ訪れるでしょう。

またビジネスプロフィールに投稿された口コミは例え評価の低いものであっても返信することが望ましいです。謝罪や改善方法などを返信することで他のユーザーが見たときのイメージアップにもつながります。

「質問と回答」もきちんと行う

「質問と回答」機能は店舗ののサービス内容や情報について、Googleビジネスプロフィール上でユーザーが質問投稿できる機能です。

投稿された質問は、オーナーだけでなく一般のユーザーも答えることも可能です。

質問と回答はすべて公開されるため全ユーザーが閲覧できますのでユーザーからの質問にはきちんと回答しましょう。

Googleビジネスプロフィールとは?】まとめ

今回はGoogleビジネスプロフィールについて紹介しました。

店舗の集客、エリアマーケティングのツールは多く存在しますが、その中でもGoogleマップや、Google検索の結果に店舗のビジネス情報がダイレクトに表示されるGoogleビジネスプロフィールは、対策ツールとして欠かせないものとなっています。

上記で紹介した通り、Googleビジネスプロフィールにはたくさんの機能がありますが、手数がかかるのは最初の基本情報の入力だけで、運用自体はとても簡単なので、店舗を経営しているオーナーの皆様は紹介した項目をもとにぜひ活用してみてくださいね。

利用も無料、コスト面の心配もなく、また自社ならではの魅力や特徴を伝えることもできるため、認知度や集客アップへもきっとつながっていくことでしょう。

-MEO対策, Web集客

Copyright© 山西屋のweb集客ブログ , 2024 All Rights Reserved.