Googleマイビジネスには、「インサイト」という機能があります。Googleマイビジネスを運用している方なら、目にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、インサイトの見方がわからない、どのように活用すればいいのかわからない、という方が多いかと思います。そこで今回の記事では、Googleマイビジネスのインサイトでできることや活用方法について詳しくご紹介していきます。
インサイトとは?
インサイトとはGoogleマイビジネスの様々なデータを確認するための機能になります。
GogoleマイビジネスのGoogle公式サイトでの説明は以下の通りです。
インサイトでは、お客様のビジネス リスティングがウェブ上でどのように検索されたかを確認できます。ビジネス情報の検索には Google 検索や Google マップが使われることが多いため、インサイトではユーザーがそうした Google サービスでお客様のビジネス リスティングをどのように検索し、その後にどのような行動をとったのかに焦点を当てています。リスティングのインサイトに個別にアクセスすることも、まとめてアクセスすることもできます。インサイトから分析を始める前に、まず、見方を学んでいきましょう!ここでは、過去28日間におけるマイビジネスの閲覧数、検索数、アクティビティ数を確認することが出来ます。それではやっていきましょう!
Googleマイビジネスヘルプから引用
ホーム画面から全体像を把握しよう!
インサイトを見る前に、ホーム画面の「パフォーマンス」の見方を学んでいきましょう!ここでは、過去28日間におけるマイビジネスの閲覧数、検索数、アクティビティ数を確認することが出来ます。それぞれ見ていきましょう。
- ①閲覧数
- Google検索とGoogleマップ経由、それぞれでのマイビジネスの表示回数を確認できます。チラシを撒いたり、地域紙に店舗情報を掲載したりすると、この閲覧数が変化することがあります。もし閲覧数が急激に増えていれば効果があったと言えるかもしれません。
- ②検索数
- 検索方法には直接検索、間接検索の2種類あります。「直接」とは、店舗名や住所で検索をしてマイビジネスを閲覧した件数です。リピーターの方による検索は、こちらになるでしょう。
「間接」とは、ランチやディナー、カフェといった商品カテゴリーやサービス名で検索して、偶然お店を見つけてマイビジネスを閲覧した件数です。 間接検索数と観測することで、お店を知らない人にどのくらい検索されたかが分かります。 - ③アクティビティ数
- 検索した人が、マイビジネスを見つけた後にどんな行動をとったかを確認できます。ウェブサイトへのアクセス、通話、写真の閲覧、マップでのルート検索が表示されます。お店に興味を持っている人や来店意欲の高い人がどのくらいいるかが分かります。
インサイトを見て改善ポイントを見つけよう!
左メニューにあるインサイトの見方を知ると、さらに細かく分析ができます。ここから確認できるのは、以下の7つです。
①ユーザーが店舗を検索した方法
②ユーザーが店舗情報を見つけたGoogleサービス
③ユーザーの反応
④ユーザーが店舗までのルートを検索した地域
⑤ユーザーが電話をかけたタイミングと回数
⑥写真の表示回数と、その同業他社比較
⑦写真の投稿枚数と、その同業他社比較
①ユーザーが店舗を検索した方法、②ユーザーが店舗情報を見つけたGoogleサービス、③にユーザーの反応ついてはホーム画面からも確認が出来ますが、インサイトではその期間を選べます。その期間は、直近の一週間、一ケ月、四半期の3つです。
ユーザーが店舗情報を見つけたGoogleサービス
「ユーザーが店舗情報を見つけたGoogleサービス」では、Google検索、Googleマップにおけるそれぞれの検索数がグラフになって表示されます。
理想は、右肩上がりの傾向になっていること。
チラシや広告などキャンペーンをした場合は、ここからも効果が出ているかチェックしましょう。
ユーザーが店舗までのルートを検索した地域
インサイト機能の醍醐味である「ルートのリクエスト」の見方を学んでいきましょう!「ルートのリクエスト」では、ユーザーがどの地点から店舗までのルートを検索したのかを確認できます。
お店に来るお客様が、どのエリアから来店しているのか把握することで、新しい集客のアイデアが生まれるかもしれません。
もしお店から近いエリアからのお客様の来店が少なければ、集客強化の施策を検討してみましょう。
ユーザーが電話をかけたタイミングと回数
インサイトの「ユーザーがビジネスに電話をかけたタイミングと回数」画面では、名前の通り電話がかかってきた回数を、時間帯と曜日で表示できます。
例えば、店舗の休業日に電話が多いのであれば、来店意欲の高いお客様を逃している可能性が高いです。転送設定を行ったり、オンラインでの予約システム導入したり、より良い方法を考えましょう。
同業他社と比較した写真の閲覧・投稿状況
「写真の閲覧」では、オーナーが登録した写真とお客様が投稿した写真、それぞれの閲覧状況を、同業他社と比較することが出来ます。
写真は多いほど良いとされているので、こまめにマイビジネスにアップするようにしましょう。最新情報を知りたいユーザーのほうが多いので、期間限定メニューを販売する際や、季節によってインテリアのレイアウトを変えた際などに写真を撮影すると良いでしょう。
どのような写真がよく閲覧されるているのかを把握して、自社の魅力がより伝わる写真を投稿していきましょう。
まとめ
インサイトの見方や、何ができるのか、どうやって活用するのかを見てきましたが、わかりましたでしょうか?インサイトを活用することで、あなたの店舗の改善点を確認することができます。Googleマイビジネスを運用していくときは、インサイトを積極的に活用していくようにしましょう。