「ホームページのアクセス数は増えたのに、なぜか予約が増えない…」 「Web広告を出しているけれど、成果が出ているのかよく分からない」
店舗やクリニックのWeb集客を始めると、必ず出てくるのがCTRやCVRという3文字のアルファベット用語です。
「難しそうだから後回しにしよう…」と避けてしまいがちですが、実はこの2つの数値を理解するだけで、「集客のどこで失敗しているのか」が劇的に見えやすくなります。
この記事では、マーケティング初心者の方に向けて、CTRとCVRの基本から改善のコツまで、分かりやすく解説します!
目次
CTR・CVRとは?一言でわかる違い
まずは、それぞれの意味と読み方をシンプルに整理しましょう。
- CTR(シー・ティー・アール:Click Through Rate)
- 日本語で「クリック率」のこと。
- 広告や検索結果に表示されたうち、どれくらいの人がクリックしてページを見に来てくれたかを表す割合。
- CVR(シー・ブイ・アール:Conversion Rate)
- 日本語で「コンバージョン率(成約率)」のこと。
- ページを見に来てくれた人のうち、どれくらいの人が「予約」や「問い合わせ」などの目標を達成してくれたかを表す割合。
お店(実店舗)・クリニックで例えると超カンタン!
Webマーケティングは、実店舗の「通りすがり〜来店〜購入」の流れとまったく同じです。
CTR(クリック率)=「お店の前を通った人のうち、入店してくれた人の割合」
- 街での例え: お店の看板を見た100人のうち、気になって店内に入ってくれた人が3人いたら、CTRは3%です。
- Webでの例え: 検索結果やSNS投稿が100回表示され、そのうち3回クリックされてホームページが開かれたら、CTRは3%になります。
CVR(成約率)=「店内に入った人のうち、レジで会計(予約)してくれた人の割合」
- 街での例え: 店内に入ってきた100人のうち、実際に商品を買ってくれた人が5人いたら、CVRは5%です。
- Webでの例え: ホームページを見に来た100人のうち、5人が「Web予約フォーム」から申し込んでくれたら、CVRは5%になります。

計算方法と具体例
計算式と聞くと難しく感じるかもしれませんが、シンプルな割り算です。
CTRの計算式
CTR(%)= クリック数 ÷ 表示回数 × 100
- 例: Instagram広告が 1,000回 表示され、20回 クリックされた
- 計算: 20 ÷ 1,000 × 100 = CTR 2.0%
CVRの計算式
CVR(%)= 予約(CV)数 ÷ 訪問者数(アクセス数) × 100
- 例: 整体院のホームページに 500人 が訪れ、10人 がWeb予約した
- 計算: 10 ÷ 500 × 100 = CVR 2.0%

CTRとCVR、どっちを改善すべき?(お悩み別の対処法)
「数値を見てみたけれど、どう改善すればいいの?」という時は、あなたのお店の現状に合わせて打つ手が変わります。
パターンA:アクセスは多いのに予約が入らない(CTR高 / CVR低)
- 状態: 店内には人がたくさん入ってきているのに、誰も商品を買わずに帰っている状態。
- 原因例:
- ホームページが見づらい、または予約ボタンの場所が分かりにくい。
- 看板(広告)で書いていた内容と、実際のページ内容にズレがある。
- 料金や施術内容が不透明で不安を与えている。
- 対策: ホームページの文章・デザインを見直し、「Web予約はこちら」などのボタンを分かりやすく配置しましょう。
パターンB:予約率は高いのに、全体の予約数が少ない(CTR低 / CVR高)
- 状態: 来店した人はほぼ確実に予約してくれるのに、そもそも店に入ってくる人が少なすぎる状態。
- 原因例:
- 検索結果のタイトルや広告文に魅力を感じず、スルーされている。
- SNS投稿の画像やアイキャッチが目立っていない。
- 対策: 広告の文章や画像のキャッチコピーを変更し、「自分に関係がある!」と思わせる工夫(CTR向上)をしましょう。
まとめ:CTRで「集めて」、CVRで「実らせる」
- CTR(クリック率) = 興味を持ってもらい、ページに来てもらう力
- CVR(成約率) = 来てくれた人を、実際の患者さん・お客さんにする力
どんなに素晴らしい施術やサービスを提供していても、CTRが低いと存在に気づいてもらえず、CVRが低いと魅力が伝わらず逃げられてしまいます。
まずはご自身のホームページや広告の数値を確認し、「いま引っかかっているのはCTR(集客)なのか、CVR(成約)なのか?」をチェックすることから始めてみてくださいね!


