実店舗があるビジネスでは集客力が非常に重要ですよね。
代表的なもので言えば飲食店や、美容室でしょう。
ECサイトやネットショッピングが流行る中、実際の店舗への集客に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は集客力アップの為、webを活用した店舗集客の方法を紹介していきます。
本記事ではオフラインでの集客との違いや効果、成功例も載せているので、webを活用した店舗集客のメリットを理解することができますよ。
店舗集客でwebを活用する理由とは
そもそも店舗集客って何?
店舗集客とは実店舗への来店者数を増やすための方法の事です。
一度やって終了というものではなく情報を常に更新し続ける必要があります。
店舗集客はいくつかポイントがあり流れを意識すると強化したい場所も見えてきます。
・新規顧客を獲得すること
・リピーターになって貰い、自社ブランド・ブランディングを強化すること
・良い評判口コミを広げて貰うこと
この3点が上手くいって店舗に足を運んでもらえますので、継続的に店舗集客を行うことが大切です。
webで店舗集客をする理由
webを活用しなければそもそも顧客が店舗の事を知ることができません。
なぜなら最近では店舗を選ぶ際、まずインターネットが使用されるため、店舗集客にはwebを活用していないと選択肢にも上がらないからです。
例えば飲食店や美容室を探すとき、webでいくつか候補を検索してから行く店舗を決めていきます。また実際店舗に足を運ぶ時にも地図アプリをナビ代わりに利用することが多いでしょう。
お店の評判が知りたいときはwebで店舗のホームページを確認するだけでなく、SNSで口コミを確認するケースもありますよね?
ほとんどの方がスマートフォンを持っている現代ではいつどこにいてもwebで情報を集めることができますから、店舗集客にもwebを活用しない理由がありません。
webで店舗集客をする方法
ここではwebでの店舗集客方法をそれぞれ見ていきます。
実際の具体策や取り入れていないものもあれば参考にしてください。
1.HP・ブログ(SEO)
HPとブログを開設しておくと、web上で24時間営業の仕組みが出来上がります。
自社のHPの作成で店舗の概要を拡散できますし、スタッフブログを開設すると店舗の魅力や雰囲気も知って頂けますよ。
メリット
・ニッチなKWであれば上位表示される。
・上位表示になれば高い集客になる。
・無料でできるのでコストを抑えられる。
デメリット
・SEO(検索エンジン最適化)知識が必須。
・競合の多いキーワードでは上位表示が困難
競合が多い業界ではなかなか上位表示させるのは難しいですが、店舗集客には必須の施策ですから少しずつ改善を重ねていくことが重要です。
2.自社アプリ
自社アプリの作成は費用は掛かりますがリピーターに強い集客方法です。
アプリのメリットの中でもプッシュ通知が集客に強い機能になります。
一度来店した方がアプリをダウンロードする傾向があるため、セール品やクーポンを通知することでリピーターの獲得をすることができます。
3.SNS運用
TwitterやInstagramなどSNSを運用する事で集客することが可能です。
登録すること自体は簡単かつ無料でできますので開設をしておきましょう。
店舗情報も発信しやすく常に新鮮なコンテンツを伝えることができます。
SNSは種類によって年齢層や興味のあるもの、特徴が違うので自社のターゲットと照らし合わせることが重要です。
年齢層:10代~20代
特徴:フォロワーによる拡散性が高い、情報の鮮度が高い、140字で納める必要がある、記事が流れやすい、炎上しやすい。
年齢層:10代~20代
特徴:インスタ映えで飲食店、美容院など写真映えする業種と相性が良い
Youtube
年齢層:幅広い
特徴:検索エンジンに強い、アンチコメントが付きやすいというリスクがある
LINE
年齢層:幅広い
特徴:webチラシなどで来店を促すことができる
年齢層:30~40
特徴:実名の為アンチコメントが少ない、使用層が限定されているので拡散されにくい
4.googleマイビジネス(MEO)
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索結果上に表示される店舗情報を管理できるシステムです。
googleマップ上にお店の情報を出す事ですね!
無料で利用できるので、業種問わず登録しておくのがおすすめです。
MEOとはgoogleマップで検索したときに上位表示されるための施策になります。
5.web広告
HPやblogと違い、広告費用を出して集客することもおすすめです。
web広告の種類を説明します。
リスティング広告:yahooやgoogleでの検索結果にサイトを表示させる
ディスプレイ広告:第3社サイトにバナーや動画を表示させる
上記のようなweb広告の他にもTwitter、Instagram、FacebookなどのSNSにも広告を出稿することができます。
SNSでの広告出稿を考える際にはSNSの活用と同じく年齢層を意識することが重要です。
6.デジタルチラシ
新聞などに挟まれているチラシの内容をweb上で告知することができます。
デジタルチラシ配信サービスを利用して集客できます。
メリット
・チラシ在庫を持たなくても良い
・印刷代が掛からない
・エリアが限定されない
・結果が分かりやすい
デメリット
・掲載料が掛かる
・掲載できる情報が限定される。
いままでオフラインでやっていた店舗集客でweb上でできるのでweb集客が初めての方にもイメージが付きやすいのではないでしょうか?
オフラインでの集客方法との比較
web集客の方法について見ていきましたが、ここでオフラインでの集客方法を見ていくことでweb集客との比較をしていきたいと思います。
・折込チラシ
・ポスティング
・ダイレクトメッセージ(DM)
・街頭配布
・イベント
・セミナー
・看板
オフラインでの集客方法をざっと上げてきました。
webでの店舗集客と比較すると、実際に施策の為に動く人の数が変わりますよね。
どちらかといえば来ていただいた人にする施策という印象が強いでしょうか。
店舗集客成功事例と効果
webでの店舗集客の成功事例と効果を見ていきましょう。
様々な業界の成功例があるので、あなたの店舗での集客がイメージできるかもしれません。
美容院
名古屋栄にある美容室ではスタッフブログにスタイリングやヘアケアについて記載。スタッフ個人を名指しで予約していただく。
小売店
大型のゴルフショップでは自社アプリを開発、実店舗とECサイトを繋ぎ、売り上げが2倍に増加。他にもアイテム別シェアが10%アップなど費用対効果が高い施策になりました。
飲食店
アメリカのケーキ屋さんはFacebook広告を上手く活用し、地元の人たちの来店数が25%向上した。
レジャー施設
三重県にある水族館では、インスタを重視。写真映えを意識した店舗つくりを行うことでメディアにも多数取り上げられ、来場者数アップに成功。
【まとめ】店舗集客にはwebが必須!
今回は店舗集客にwebを活用する方法について開設していきました。
方法として上げたのが
・HP、ブログ
・自社アプリ
・SNS運用
・googleマイビジネス
・web広告
・デジタルチラシ
を見ましたが、実はご自身でも使用しているのではないでしょうか?
スマートフォン所有率が7割を超えて、常にインターネットがある以上webでの店舗集客はかかすことができない。ということがわかりますね。
すべてを一度やる必要はありませんが、少しずつ業態に合ったwebでの店舗集客方法に取り組むことで集客アップにつながる可能性が高まるかもしれません!