MEO対策を行うなら登録必須であるGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)。
しかし、「せっかく登録したのにこのGoogleビジネスプロフィールが表示されない」という問題が出てくるケースがあります。
今回はそんなGoogleビジネスプロフィールが表示されない原因と対処法について解説していきます。
Googleビジネスプロフィールが表示されない原因
Googleビジネスプロフィールを登録したのに検索結果やマップに表示されない、または編集した内容が反映されないといった問題に悩まされるビジネスオーナーは少なくありません。
表示されない原因には以下のようなものが挙げられます。。
- ビジネスプロフィールが「確認済み」になっていない
- ビジネス情報に誤りがある
- ガイドライン違反
- 第三者による情報の編集や削除
- 関連性や知名度の低さ
- ローカルパックの表示独占
- 既存の類似プロフィールとの混同
下記でそれぞれの対処法について解説します。
Googleビジネスプロフィールが表示されないときの対処法
それでは、Googleビジネスプロフィールが表示されない問題に直面したとき、どのように対処すればいいのでしょうか。
以下に、状況別で対処法を解説します。
①ビジネスプロフィールが「確認済み」になっていない
まず、管理画面にログインして現在のステータスを確認しましょう。
「審査中」「保留中」と表示されている場合は、Googleの審査完了を待つ必要があります。
Googleビジネスプロフィールの情報は、Google側の審査が完了して初めて公開されます。新規登録や情報の編集後は、ステータスが「審査中」や「保留中」となり、その間は変更内容が反映されません。
審査完了後、ステータスが「公開済み」に変わると情報が公開されます。
審査には通常数時間から数日かかりますが、Googleの状況によっては1週間ほど要することもあります。
管理画面の「ステータス」欄で現在の状態を確認し、1週間以上経過しても反映されない場合は、Googleビジネスプロフィールのヘルプセンターに問い合わせしましょう。
②ビジネス情報に誤りがある
NAP情報(店舗名・住所・電話番号)の入力に誤りがあると、Google検索やマップに表示されない原因となります。
特に以下の点には注意しましょう。
- 公式サイトやSNSなど他のオンラインプラットフォームと情報が一致していない
- ビル名などを省略している
- 電話番号が間違っている
- 住所の表記が不正確(番地の表記ゆれなど)
Googleのシステムは情報の一貫性を重視するため、些細な違いでも店舗情報の信頼性が低下し、表示されにくくなることがあります。
確認し、修正しましょう。
③ガイドライン違反
Googleビジネスプロフィールには明確なガイドラインがあり、これに違反すると表示されないか、審査で「不承認」となります。
よくある違反例として以下のようなものが挙げられます。
- ビジネス名にキャッチフレーズや位置情報を含める(例:「喫茶レゼルバ|駅から3分」)
キーワードを含めたり、注目を集めるための装飾的な表現を加える(例:「東京No.1美容室〇〇」) - 虚偽の情報を掲載する
- 不適切なコンテンツである
- ビジネス情報欄にURLを記載する
- 口コミの不正な方法での収集( 金銭的報酬の提供、商品・サービスの無料提供や割引、否定的なレビューの削除と引き換えの特典提供、自作自演のレビュー投稿)
ガイドライン違反が原因で「不承認」となった場合、具体的な理由はGoogleから通知されないため、自分でガイドラインを確認して修正する必要があります。
また、アカウント自体が停止されている場合、 ガイドラインに違反している箇所を修正した上でGoogleビジネスプロフィール管理画面から回復リクエストを申請する必要があります。
④第三者による情報の編集や削除
Googleビジネスプロフィールは、オーナー以外のユーザーからも情報の編集や削除のリクエストが可能です。
一般ユーザーからの修正提案がGoogleに承認されると、オーナーの意図しない変更が反映されることがあります。
近年は悪意のある編集や嫌がらせ目的の情報改ざんも増えており、定期的に自店舗の情報を確認することが重要です。
不正な編集を見つけた場合は、Googleビジネスプロフィールのヘルプに報告し、オーナー確認を再実施します。
⑤関連性や知名度の低さ
Googleのローカル検索結果の表示順位は主に以下の3つの要素で決定します。
- 関連性(検索キーワードとビジネス情報の関連度)
- 距離(ユーザーの現在地から店舗までの距離)
- 知名度(口コミ数・評価・ウェブ上での言及など)
検索キーワードに対して店舗情報の関連性が低い場合や、競合と比較して知名度が著しく低い場合、上位に表示されにくくなります。
特に競争の激しい業種では、関連キーワードを適切にビジネス情報に盛り込み、口コミの収集に力を入れることが重要です。
⑥ローカルパックの表示独占
通常、ローカルパックには上位3店舗が表示されますが、特定の店舗が圧倒的な情報量や評価を持つ場合、1店舗だけが表示を独占することがあります。
競合店舗に独占されている場合、
- ビジネス情報の充実(写真・営業時間・サービス内容など)
- 定期的な投稿の更新
- 質の高い口コミの収集
- 店舗の特徴を明確に表現する
なども対策を行ってみましょう。
⑦既存の類似プロフィールとの混同
同じ地域に類似した店舗名が存在する場合、Googleのシステムが店舗を混同してしまうことがあります。特に同一チェーン店の別店舗などはこの問題が起こりやすく、検索結果に表示されない原因となります。
この場合、店舗名に支店名を明記する、住所や電話番号の正確性を高めるなどの対応が必要です。
meo対策における、Googleビジネスプロフィールが表示されない事態を防ぐための注意点

GoogleビジネスプロフィールはMEO対策を行う上で不可欠なツールですが、適切に管理しなければ突然表示されなくなるリスクがあります。
このような事態を未然に防ぐためには何を行えばいいのでしょうか。
Googleのガイドラインを厳格に遵守する
Googleビジネスプロフィールを安定して表示させるためには、Googleが定めるガイドラインに従った適切な運営が不可欠です。
以下の点に特に注意しましょう。
- 正確な店舗名の使用
- 説明文の適切な作成
- 口コミの健全な収集
- 投稿コンテンツの適切性確保
関連性や知名度の強化
ビジネスプロフィールの安定した表示と上位表示を実現するには、関連性や知名度の強化が効果的です。
- NAP情報の一貫性確保
- 戦略的なSNS運用
- 業界特化型のポータルサイトや地域情報サイトなど、信頼性の高いポータルサイトへの登録
- 広告出稿やメディア露出の積極的活用
などを行ってみましょう。
また、Googleアカウントの一元管理(複数アカウントの統合)や定期的なビジネスプロフィールの確認と更新を行うことで、無関係の第三者の介入を予防することができます。
【まとめ】

Googleビジネスプロフィールの安定表示にはガイドライン遵守と関連性や知名度の強化が不可欠です。
正確な情報提供と予防的アプローチで上位表示を実現しましょう。
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