広告に頼らずSNS集客!インスタ集客のコツ
SNS集客では、広告に頼らず自社の商品・サービスを宣伝できます。そのなかでも、インスタは写真や動画で視覚的に商品の良さをアピールし、ファンを増やしていくことができるメリットのあるSNSです。
インスタ上で見込み顧客にアプローチする有料の広告もありますが、上手く活用すればインスタ集客は広告に頼らずにWEB集客ができるツールとなります。
しかし、コツをつかまなければインスタ集客でフォロワーは伸びず、認知度は向上しません。ECサイトへの誘導もうまくいかず、インスタ集客としては失敗してしまうことになりかねません。
インスタ集客のコツをつかみ、インスタでのSNS集客を成功させましょう。
インスタ集客の特徴│他のSNSとの違いと特徴
インスタ集客の特徴は、ビジュアルを重視したSNS集客であることです。それに対し、Xはビジュアルではなく文字に重きを置いています。インスタは通常の投稿のほか、リールや24時間で投稿が消えてしまうストーリーズなどを組み合わせて発信するのが特徴です。
また、ライブ配信を活用することでリアルタイムで動画を使いながらユーザーに視聴してもらうことができます。テレビCMなども同じですが、動きのある映像を見ることによって商品を「欲しい」と思う人が多いのではないでしょうか。
さらに、長い記事を読むのが苦手な人でも、写真がまとめ記事のようになっているインスタではサクサク読めて有益な情報が得られるでしょう。
商品・サービスを視覚的に紹介できる
インスタでは商品・サービスを視覚的に紹介できます。SNS集客は離脱率が高いのが課題ですが、インスタは視覚から入るとともに動画の時間も短いため、離脱することなく最後まで見てもらえる可能性が高いです。
メラビアンの法則では、第一印象は視覚情報が55%、聴覚情報が38%、話の内容が残りの7%だとされています。したがって、ユーザーがまだ知らないものを紹介するときに視覚的に商品を紹介できるのはインスタの強味だといえます。
インスタを通してユーザーと直接コミュニケーションがとれる
インスタはユーザーと直接コミュニケーションが取れる集客ツールです。お互いにフォローしたり、投稿に「いいね!」やコメントを送ったり、DMなどで直接やり取りができるのがメリットだといえます。
コメントや「いいね!」などからユーザーの反応もわかるので、インスタ集客を利用したマーケティング戦略にも役立ちます。
インスタ集客の成功事例
SNS集客に成功し、投稿がバズって一気に売上を拡大することに成功した企業も多いでしょう。企業のインスタ集客の3つの成功事例をご紹介します。
北欧、暮らしの道具店
「北欧、暮らしの道具店」は2014年にインスタの運用をスタートし、2024年2月現在では131万人以上にフォロワー数が増えているインスタの企業アカウントです。
投稿では商品の魅力を伝える惹きのある文章とともに、実際にその商品のある生活をイメージしやすくする「生活のなかで利用しているシーン」も載せています。
たとえば、洋服であれば着用しているシーン、茶碗であれば白米・どんものであればうどんをよそったシーンを実際の食事風景とともに見せてくれています。
投稿の最後では掲載のアイテムの情報が書かれ、まるで雑誌のような雰囲気が魅力です。北欧、暮らしの道具店は北欧アイテム好きや「ナチュラルな生活に憧れる人」から支持され、プロフィールからECサイトへの誘導にも成功している企業です。
LIPS(リップス)
LIPS(リップス)はコスメ・メイク・ネイルなどの美容情報を発信している企業アカウントです。ひとつの投稿で商品の使い方やBefore・Afterを載せながら解説し、女性から「こうなりたい!」と憧れられるメイクのコツを紹介しています。
インスタの利用者層は比較的若い女性が多いですが、LIPS(リップス)の狙っている層もその年代にあたります。そのため、LIPS(リップス)は「プチプラなのにおしゃれなメイク」を多数紹介しているのが特徴です。
2024年2月現在で、メイクで可愛くなりたい88万人以上の女性たちからフォローされています。プロフィールにリンクが設置されているアプリにも、思わず登録したくなってしまう女性も多いのではないでしょうか。
DAISO(ダイソー)
有名な100円ショップであるDAISO(ダイソー)も、インスタ集客の成功事例として挙げられています。2024年2月現在、DAISO(ダイソー)のフォロワー数は187万人です。
たとえば、可愛いキーホルダーをテーブルに並べるなど、店舗に並んでいるのとはまた違った印象の紹介がされています。そして、動画で利用シーンや文字を使ってユーザーの「欲しい」という気持ちを盛り立てます。
「インスタ映え」によって100円均一という枠から外れ、商品によっては便利なだけでなく高級感も印象づけることに成功しているDAISO(ダイソー)。
最近では、300円や500円の高額商品もありますが、それも含めて「安くて価値がある」と感じさせてくれる魅力があります。
インスタ集客で多い失敗例
インスタ集客で成功している企業があるなかで、フォロワー数が増えずに売上や自社サイトへの誘導も上手くいかず、伸び悩んでいる企業もありますよね。インスタ集客で失敗しやすい2つの例についてご説明します。
ハッシュタグの使い方が間違っている
ハッシュタグの使い方が間違っている場合は、インスタ集客で認知度をアップさせることが難しいでしょう。
たとえば、ビックキーワードとなるハッシュタグは、検索されやすくて良いキーワードだと勘違いしてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は検索ボリュームの多い言葉をハッシュタグにするとほかの投稿に埋もれてしまう可能性があるのです。これは、SEO対策にも同じことがいえます。
また、投稿を見てくれる人を増やしたいからといって、投稿に関係のないハッシュタグを混ぜるのも良くありません。ハッシュタグはただつければ良いという訳ではなく、見込み顧客を意識してつけるべきです。
フォローバック目的でのフォローをする
インスタに登録したばかりの企業がやりがちなのが、フォロワー数を増やしたいからといって誰かれ構わずフォローをしてしまうことです。
宣伝目的のフォローはユーザーから敬遠されますし、フォローバック目的でのフォローは見込み顧客でないユーザーをフォローしてしまうことにもなりかねません。
成功事例となっている企業のインスタを確認すると、フォロワーに対してフォロー数が圧倒的に少ないのがわかりますよね。フォローしているアカウントの質も重要なので、注意しましょう。
インスタ運用時の注意点
インスタ運用時には注意しなければいけない点があります。下記の点に注意して企業アカウントを運用しましょう。
- 著作権に注意する
- 虚偽の情報や誇張表現に注意する
- インスタのルールを守る
- 見込み顧客であるユーザーに誠実に対応する
- 一般人が映りこまないように注意する
【まとめ】インスタを活用してSNS集客を成功させよう
インスタ集客はうまくいけば、自社のアプリの登録者数を増やしたり、インスタで紹介した商品の売上数を飛躍的にアップさせることができます。SNS集客はコストを最小限に抑えて自社のファンを増やすのにも向いています。
ぜひ、インスタを使って商品やサービスの魅力を伝え、フォロワーを増やしましょう。そして、ファンを増やして見込み顧客が「顧客」になるようにアプローチしていきましょう。