屋内版Googleストリートビューを撮影するメリットについて

Googleストリートビューで店内を確認できるお店を見たことあるでしょうか？

Googleストリートビューは、そもそも世界中の街並みや道路を360°のパノラマ画像で確認できる地図サービスとして今まで提供されてきました。

しかし、2011年以降に開始した屋内版のGoogleストリートビューによって施設内もパノラマ画像でバーチャル体験できるようになりました。

本記事では屋内版のGoogleストリートビューの特徴やメリットについて解説していきます。

屋内版Googleストリートビューとは？

屋内版Googleストリートビューとは、道路や街並みを360°見渡すことができるGoogleストリートビューの屋内版サービスです。
一般的なGoogleストリートビューと同様に施設内を360°のパノラマ画像で体験できたり、店舗内を移動したりすることが可能です。

パソコンならマウスで、スマートフォンやタブレットなら指で上下左右自由に動かすことができます。

※実際の屋内版ストリートビューです↓↓↓

アメリカで2011年に開始された屋内版のGoogleストリートビューは、翌年の2012年に「おみせフォト」というサービスで日本に上陸しました。
その後「インドアビュー」という呼称に変わりましたが、現在では「Googleストリートビュー」にて名称統合されています。

屋内版のGoogleストリートビューは、原則的にGoogle認定のフォトグラファーが撮影しています。

以前は一眼レフなどGoogleが指定した機材でのみ撮影することが決まりでしたが、最近ではリコーシータのような全天球型カメラなどでも撮影することが可能となっています。

ちなみに、山西屋では公開品質にこだわっているため、必ず一眼レフカメラにて撮影を行っております。

一眼レフで撮影する際は、１つのパノラマ画像の作成に対して、12枚（3枚×4方向）の写真撮影を行います。
また全ての撮影は一眼レフカメラに特殊な魚眼レンズを装着して撮影しています。

屋内版Googleストリートビューの撮影メリット

安心感を与える

飲食店や美容室など、どんなお店もWEBで情報を確認してから来店するということが非常に多いです。
皆様も食べログなどのポータルサイトや、店舗ホームページ、Googleマップ、SNSなどのWEBツールでお店の事前確認をしたことがあるのではないでしょうか？

その際に店内のパノラマ画像が公開されていると「安心感」を与えることが可能です。

ちなみに屋内版のGoogleストリートビューは以下の様な画面で確認することができます。

パソコンでの表示

スマホでの表示

それぞれ赤枠の部分をクリックorタップすると、屋内版のストリートビューに入っていくことが出来ます。

ランニングコストが掛からない

一般的なWEB広告にはランニングコスト（月々の掲載費用）がかかります。

しかし、屋内版のGoogleストリートビューにはランニングコストは一切かかりません。

発生するコストは初回の撮影費用のみです。

もちろん屋内版のGoogleストリートビューは単純な「広告」とは違いますが、お店の外観や雰囲気をずっとWEB上で宣伝してくれますので初期費用だけでランニングコストが掛からないコストパフォーマンスの高い「広告」であるといっても過言ではありません。

見込み客に見つけてもらいやすい

「近くの美容室」「なんば　居酒屋　個室」など、いま自分がいる場所から近くにあるお店を探す検索方法を「ローカル検索」と呼びます。
行きたいお店を探す人たちの約8割がこの「ローカル検索」という方法でお店を見つけているそうです。

そして、屋内版のGoogleストリートビューには、この「ローカル検索」の表示順位を上げる効果があるのです。

実際にスマホなどでローカル検索をすると下図のように、地図が表示され、その下に3つの店舗の候補が表示されます。
この３つの店舗をGoogle３パックと呼ぶのですが、この３パックに表示されることでお店を知ってもらえる確率が飛躍的に高まります。

パソコンでの表示

スマホでの表示

例として表示している上図のローカル検索結果ですが、３パックに表示されている店舗は屋内版Googleストリートビューを撮影し公開している店舗です。

多くの場合、Googleストリートビューを公開しているお店がこの３パックに、もしくは上位表示される店舗に選ばやすくなっています。

屋内版Googleストリートビューはローカル順位向上の一つの要因です。

※ローカル検索順位の向上施策(MEO対策)については下記関連記事を参考にしてください。

自社ホームページとの連携

屋内版のGoogleストリートビューは簡単に自社ホームページに埋め込みすることができます。

このことにより以下の効果が得られます。

・ホームページのデザイン性が向上

・ホームページの滞在時間が向上

・施設案内の対応コストの削減

実際の活用事例をご紹介します。

Spin hair 烏丸店　様　【美容室】

烏丸駅から徒歩1分の好立地、最先端スタイルを提案しているハイセンスサロン。
「どんな美容室なのか？」
Googleストリートビューで店内が見られるから安心。

人が映り込むことができる

屋内版Googleストリートビューは人が映り込むことも可能。
お店や会社の雰囲気をリアルに伝えることもできるためリクルートやブランディングにも効果的です。

まとめ

屋内版Googleストリートビューを撮影するメリットについてまとめてみました！

ただ、お店や施設がパノラマで見られるだけでなく、様々な効果に期待できるということがお分かりいただけたかと思います。

あなたのお店はGoogleで検索した際、お店の魅力が伝えられていますでしょうか？

屋内版Googleストリートビューにご興味をお持ちの際には、お気軽にお問い合わせください。