Instagram広告の審査に落ちる理由を解説
インスタ広告には審査があり、審査に落ちることもあります。インスタ広告で審査に落ちてしまうと広告を掲載できません。
したがって、インスタ広告の審査に落ちてしまったら、広告が審査基準に合格するように修正を行うか、または新しいインスタ広告を作成するかの2択になります。
Instagram広告の審査に落ちる理由としては、下記のことが考えられます。
- ガイドラインに反する不適切な内容が含まれている
- Before・After画像や誇張表現が使用されている
- 機能しないコンテンツが掲載されている
- 第三者の権利を侵害している
「不適切な内容」の判断が難しいという人もいらっしゃいますよね。たとえば露出が多いなど性的な画像が含まれていたり、暴力的なコンテンツ、マルチ商法などの広告はインスタ広告の審査に落ちてしまいやすいでしょう。
Instagram広告の審査期間
インスタ広告の審査にかかる期間は比較的短く、通常は24時間以内に審査結果がわかります。広告によってはもう少し時間がかかる場合もありますが、スピーディーに審査が完了するといって良いでしょう。
また、審査状況が出ていない人のなかには、審査状況を確認したいと思う人もいますよね。そのような人は、審査状況を確認してみてください。審査状況を確認する方法は、下記の通りです。
- スマホからインスタのアプリを起動する
- 設定を押す
- ビジネスを選択する
- ショッピングを選択する
- 審査状況が表示される
インスタ広告の審査結果が出たら、インスタのアプリに通知が届く仕組みになっています。まずは24時間待ってみて、結果が届かない場合は審査状況を確認してみてください。
Instagram広告の審査落ちする理由の例
Instagram広告を利用するということは、大幅に売上をアップさせられるチャンスでもあります。しかし、誰でも申し込めばインスタ広告を利用できる訳ではなく、インスタ広告を利用するためには審査を通過しなければいけません。
Instagram広告の審査落ちをする例を2つご紹介します。
禁止事項に該当する
インスタは広告の質を重視しているため、禁止事項に該当するコンテンツは審査を通過できません。具体的には、嘘の情報や成人向けのコンテンツ、文法などが不適切なコンテンツなどです。
また、制限のあるコンテンツは審査を通過する場合もありますが、審査に落ちてしまう場合もあるため、必ず審査に通過するとは言い切れません。したがって、そのようなケースに該当すると考えられる場合は、改めて確認が必要です。
広告内容に誇張表現がある
広告内容に誇張表現があり、ユーザーを勘違いさせてしまうようなケースでも、審査に通過できないことが多いでしょう。具体的には、「シミが薄くなる」「痩せる」といった内容がそれにあたります。
また、美容のコンテンツでは薬機法にも注意しましょう。たとえば、エステサロンが医療機関のように「治す」という表現を使うのは不適切であり、審査に落ちる原因となってしまうので注意してください。
エステサロンなどの美容サロンがよく使ってしまう表現に「アンチエイジング」という言葉がありますが、この表現も薬機法に触れるので気をつけましょう。
Instagram広告の審査が通らない時の対処方法
「Instagram広告を始められる!」と思い、楽しみに審査結果を待っていたら審査を通過できないという通知が来てしまい、ショックを受ける人も多いのではないでしょうか。
インスタ広告の審査が通らないときの2つの対処法についてご説明します。
既存の広告を編集する
インスタ広告の審査が通らなかったときのひとつの方法として、既存の広告を編集するという方法が挙げられます。このときに注意したいのが、「何が原因で審査に落ちてしまったのか」を分析して編集をすることです。
これができていないと、せっかく編集をして再度インスタ広告の審査を受けても、また審査に落ち続けることにもなりかねません。
審査に落ちることを繰り返してしまうと、「この内容ではインスタ広告の審査に通らない」と思い込み、諦めることになってしまうかもしれないですよね。
しっかりとポイントを押さえて編集をすれば審査通る内容であるにもかかわらず、審査に落ちてしまうのはもったいないことです。編集をするときには、必ず再度内容を見直してから再審査を受けるようにしましょう。
既存の広告で再審査を受けることも可能ですが、一度落ちてしまった広告で再度申請しても、審査を通過する可能性は低いですよね。したがって、一度落ちて既存の広告を使いたい場合は、編集してから再申請することをおすすめします。
新規で広告を作成する
一度インスタ広告の審査に落ちてしまった場合、新規で広告を作成するのもひとつの選択肢でしょう。落ちてしまった広告を編集しても、また審査落ちが続くのでは?と不安な人は、新規で広告を作成してみてはいかがでしょうか。
ただし、新規でインスタ広告を作成しても審査に落ちないためには、審査落ちするような広告内容では意味がありません。
具体的には、文法や表現が不適切だったためにインスタ広告で審査落ちしていたのであれば、それが改善されればインスタ広告の審査を通過できる可能性は高まります。
しかし、商品そのものや絶対に使いたいと思っている画像が審査に落ちる原因だった場合、新規で広告を作成しても意味がないでしょう。
Metaポリシーに反していないかをチェックする
インスタ広告はMetaポリシーに反しているかどうかをチェックしています。そのため、インスタ広告の審査をするときにはMetaポリシーに反していないことが前提となります。
Metaポリシーに反しているような広告は審査に通らないため、広告を作成した後にMetaの「広告ポリシーの基本チェックリスト」を確認し、広告と照らし合わせてみましょう。
インスタ広告代理店に依頼する
自力で広告を作成してもどうしてもインスタ広告の審査に落ちてしまう場合は、インスタ広告代理店などインスタに特化した業者に依頼するのも良いでしょう。
インスタ広告代理店に依頼するデメリットは、費用がかかる点です。しかし、広告を出して見込み顧客を「顧客」にすることができると考えれば、必要な費用だといえます。
インスタ広告には自社や商品・サービスの認知度をアップさせ、広告を見た人の興味を惹くことができるメリットがあります。
インスタ広告の審査に落ちてしまえば、このメリットを生かすこともできないですよね。インスタ広告代理店は、インスタ広告の審査のコツを知っています。まず、ご自身で作成したインスタ広告で審査を受け、落ちてしまったらプロに頼むことも検討してみてください。
【まとめ】Instagram広告で審査落ちしないためのポイント
Instagram広告で審査落ちしないためのポイントは、審査落ちしてしまう項目を押さえておくことです。審査落ちする内容をあらかじめ把握しておき、マイナス評価を受けないようにすれば審査を無事通過することができるでしょう。
以前はインスタ広告に出稿するには最低でも500万円と高額な費用がかかりました。しかし、現在では月額1万5,000円程度からインスタ広告を利用できるようになりました。
インスタで新しい顧客をつかむためにも、インスタ広告の審査をぜひ受けてみてください。