Instagram(インスタ)が新たにリリースした「Instants(インスタント)」!これまでインスタと言えば「映え」を重視した投稿でしたが、それとは真逆の、“今、この瞬間のリアル”を加工なしで即座に共有する機能です。
アプリ内のDM画面や、単独の専用アプリからすぐに手軽に利用できます。まずはこの機能の特徴を整理した上で、店舗やクリニックの集客にどう活用できるかを解説します。

インスタの新機能「Instants(インスタント)」の機能
Instagramの新機能「Instants(インスタント)」は、日本では2026年5月19日から利用できるようになりました。
Instantsは「映え」を捨てて、飾らない日常をリアルタイムでシェアするための機能です。編集や加工はできないため、特にプレッシャーを感じることなく、日常のありふれた瞬間をありのままに共有することができます。
「Instants(インスタント)」の4つの主な特徴を、下記にまとめました!
- 加工・編集は一切不可(カメラロールからも不可): その場で撮影した写真しか送れません。フィルターや文字入れなどのデコレーション機能はなく、ありのままの日常を伝えます(※キャプションの追加は可能)。
- 一度見たら消える(24時間で自動消去): 受信者が一度閲覧すると自動的に消去されます。未閲覧の場合でも24時間で消えるため、後に残らない気軽さがあります。
- スクリーンショット・画面録画の防止: 共有された写真はスクショや画面録画ができない仕様になっており、プライバシーが保護されています。
- 公開範囲は限定的: 不特定多数への公開ではなく、「親しい友達」や「相互フォロワー」のみに限定してシェアする設計です。
「Instants(インスタント)」は最大24時間限定で表示されますが、アーカイブには最長1年間保存され、まとめとしてストーリーズに再シェアすることができます。また、閲覧した友達はリアクションや返信ができ、返信はDMに直接届きます。
ティーンアカウントとファミリーセンターの保護機能(時間制限の共有、スリープモード、ペアレンタルコントロールなど)はすべて自動で適用されるので、子どもが利用する場合も安心です。
主な保護機能はこちら。
- 利用時間の管理:Instantsの利用時間は、Instagramアプリの利用時間として設定された1日の利用時間制限と同じ設定時間になります。
- スリープモード:ティーンアカウント対象のユーザーには、午後10時から午前7時までは通知がミュートになります。ペアレンタルコントロールで追加の制限が設定されている場合は、それらもデフォルトで適用されます。
- 共通の安全機能:Instagramのブロック、ミュート、制限、報告などの機能は、Instants(機能およびアプリ)でも設定して利用可能です。
- コミュニティ規定の適用:InstantsにもMetaのコミュニティ規定が適用されます。規定に違反するコンテンツは検出されたり、削除を行ったり、報告することも可能です。
- 保護者への通知:ペアレンタルコントロールの管理対象となっている子どもが、初めてInstantsアプリをダウンロードした際は、保護者に通知が届きます。
▼参考
Instagramの新機能・単独アプリ「Instants(インスタント)」で、ありのままの瞬間をシェア│Meta

「Instants(インスタント)」単独アプリ
インスタの新機能「Instants(インスタント)」のローンチ前にInstantsのテストを行う最中で、より早く簡単にカメラを開いてシェアする方法がほしいというフィードバックが寄せられたそうです。そこで、その問題を解決するために、iOSとAndroidの両方の単独アプリも、試験的に一部の国で提供することになったそうです。
アプリを開くと、既存のInstagramアカウントでログインするだけですぐにカメラを起動できます。単独アプリでシェアした写真はInstagram上でも友達に表示され、その逆も同様です。日本でも徐々にダウンロードが可能になる予定だそうです。今後もコミュニティの利用状況を踏まえながら、単独アプリは改善されていくようです。
▼参考
Instagramの新機能・単独アプリ「Instants(インスタント)」で、ありのままの瞬間をシェア│Meta
「Instants(インスタント)」の使い方
まずは、「Instants(インスタント)」の基本的な使い方をご紹介します。
- Instagramの受信箱に移動し、右下にある小さな写真の束をタップします。
- キャプションを追加できます(ストーリーズと異なり、キャプションは最初に追加します)。ただし、インスタントはこれ以上の編集はできません。
- 親しい友達やフォローバックしているフォロワーなど、インスタントをシェアする相手を選択します。友達は、あなたのインスタントに対してリアクションや返信ができ、インスタントをシェアすることもできます。
- カメラの下にある白いボタンをタップして、好きなだけシェアできます。インスタントをシェアした瞬間に、元に戻すボタンが自動的に表示されます。このボタンは、友達にシェアされる前に素早く取り消したい場合に使用します。
- シェアしたインスタントは、友達の受信箱の右下に写真の束として表示され、閲覧後に消えます。また、24時間経つと、表示できなくなります。
続いて、「Instants(インスタント)」のその他の使い方です。
- アーカイブ – シェアしたインスタントは非公開のアーカイブに保存されます。インスタントの右上からアクセスして自分だけが見ることができます。
- まとめとしてストーリーズに投稿 – アーカイブからインスタントをまとめ、フォロワー全員に向けてストーリーズに投稿できます。アーカイブ内で[まとめを作成]をタップするだけです。
- 元に戻す – 誤ってインスタントをシェアしてしまった場合は、[元に戻す]ボタンをタップすると、友達に見られる前に素早く取り消すことができます。また、アーカイブからインスタントを削除すると、まだそのインスタントを開いていない友達に対してシェアを取り消すことができます。
- 表示を一時停止 – 受信箱にあるインスタントの束を長押しして右にスワイプすると、表示を一時的に停止できます。インスタントを再び利用するには、同じ場所を長押しして左にスワイプします。
▼参考
Instantsが新登場 – 今起こっていることをそのままシェア│Instagram
使い方はシンプルなので、すぐに慣れて使いこなせるでしょう。加工なし・すぐに消える・友達のみにシェアできる、という点が、インスタで写真を投稿したいけど映えているものを用意するのが億劫…というように、より手軽な機能を求めていた人にはピッタリです。

店舗やクリニックの集客に「Instants(インスタント)」を活用
不特定多数への「新規認知の獲得(拡散)」には向きませんが、「既存顧客・コアなフォロワーとの関係構築(リピート・ファン化)」には非常に有効です。
これまでのような「作り込まれた綺麗なコンテンツ」ではなく、「裏側のリアルな日常」を見せることで親近感や信頼感を生むツールとして活用できます。
ここからは具体的なアイデアをご紹介します!
【サロン・飲食店】リアルタイムの「空き状況」の告知
「今、1席空きました!」「本日16時〜カット1名スムーズにご案内できます」といったリアルタイムの状況を、店内の今の風景(準備が整っている綺麗な席など)と一緒に相互フォロワーにだけサクッと共有する。
【クリニック】院内の「リアルな安心感」を届ける
診察室や受付の「いつもの風景」や、スタッフが診療準備をしている様子などを加工なしで届けることで、文章や作り込まれた画像だけでは伝わりにくい「院内のリアルな雰囲気や誠実さ」を身近に感じてもらい、通院への心理的ハードルを下げます。
【店舗型共通】新商品やサービスの「舞台裏(プロセス)」を見せる
商品の開封の瞬間や、仕込みの様子など、普段は見せない「裏側」をチラ見せします。
【店舗型共通】ストーリーズへの二次利用(リキャップ機能)
自分が送信したInstantsは、自分だけが見られる「プライベートアーカイブ」に最大1年間保存されます。
ここから過去のInstantsをまとめ(リキャップ)、後から通常の「ストーリーズ」として全フォロワーに向けて再投稿・一斉シェアすることも可能です。「リアルタイムでは相互フォロワーに、後からまとめとして全体へ」という段階的なアプローチが組めるのも大きなメリットです。

店舗やクリニックの集客向け「Instants(インスタント)」注意点
先に述べたように、店舗やクリニックにも有効活用できそうな「Instants(インスタント)」。
しかし、活用時には気を付けたいポイントもあります。トラブルを避けて正しく利用しましょう!
Instantsは「撮影したら確認画面なしで即送信に近い形でシェアされる」という特徴があり、カメラロールからのアップロードができないため、必ず「その場」で撮影する必要があります。そのため、特に気を付けたいのは、誤送信や映り込んではいけない情報(患者様の個人情報、社外秘のデータなど)が写らないようにすることです。「撮影は必ず特定の場所で行う」「PC画面がある場所では撮らない」といった強固な社内運用ルールの整備が必須です。
まとめ:まずは「身近なファン」との交流から
Instantsは新規顧客をガンガン集めるための爆発力はありませんが、「お店やクリニックをすでにフォローしてくれている熱量の高いユーザー」との距離を圧倒的に縮める武器になります。
「映える投稿を作るのが負担だった」「もっと人間味が伝わる発信をしたい」と感じていた場合は、まずは既存の繋がりが深いフォロワーに向けて、日常のひとコマを届けるところから試験的に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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