事業やビジネスのために、Instagram(インスタグラム)の開設を行う方もいるでしょう。インスタグラムを利用するならSNSの利用により認知度の向上や情報の拡散により、より商品やサービスを購入してもらえる期待が持てます。
しかし、インスタグラムを開設しても、必ず収益化できるわけではありません。稼ぐために活用する際はポイントがあるので、今回の記事で詳細な内容について紹介致します。
インスタグラムで収益化するための方法とは?
インスタグラムは収益化することができますが、様々なやり方があります。どのような方法があるのか把握しておくなら、会社や事業に応じて収益化をしっかり行うことが可能です。それぞれの方法の特徴やポイントについて紹介致します。
インスタライブの投げ銭機能を活用
インスタライブは投げ銭機能を活用することで、収益を得ることが可能です。インスタグラムでは「バッジ」と呼ばれており、視聴者は価格に応じて購入することで、配信者の売上として加算されていきます。バッジは120円、250円、610円と設定されており、ユーザーは意思に応じて投げ銭が可能です。
つまり、配信側としてユーザーの期待に応える内容であれば、たくさんの投げ銭から収益を得ることができ、1回だけでも数万円以上になる期待も持てます。ただ、インスタライブでの収益はすでに何万人もの登録ユーザーがあるアカウントでなくてはいけないので、そこまで運用が成功している必要もあります。
また、必ず配信で投げ銭を得られるのかはユーザーの満足度によるため、内容の企画も重要になるでしょう。
さらに、バッジは全ユーザーが利用できるわけではなく
・収益化ポリシーやガイドラインに応じている
・18歳以上
・フォロワーが1万人以上である
などが条件です。
日本の場合は招待を受けた場合にみ利用できるなど、様々な点について計画して始めるようにしてください。
ネットショップによる動線
インスタグラムでは、ネットショップを活用して売上を得ることも可能です。ネットショップは自分が持っている商品を販売するため、自社のECサイトやショップをインスタグラムでPRします。ユーザーに画像を見て興味を持ってもらえたなら、自分の運営しているネットショップにアクセスしてもらうことができ、商品の購入をしてもらえる可能性があります。
インスタグラムでは写真の投稿により魅力を伝えることができるので、ファッション系やコスメ系などは上手くアピールできれば、ネットショップに関心を抱いてもらえるユーザーも増やせるかもしれません。
また、フォロワー数の多いインスタグラムであれば、企業から商品紹介して欲しいとPR案件を受注できる可能性もあります。PR案件によりユーザーからレビューなどの反応があれば、報酬を得られるため収益として大きいです。
PR案件によっては会社の運営しているネットショップへのURLを貼り付けてアピールして欲しい依頼もありますが、見極めは重要なのでよく考慮して判断してください。
アフィリエイトの報酬
インスタグラムでは、アフィリエイトを行って報酬を得ることも可能です。Webサイトに掲載した商品やサービスの広告を掲載し、ユーザーがクリックして最終的に購入までに至れば、報酬が支払われる仕組みです。
ユーザーが購入まで行って成果を出さなくてはいけないので、報酬を得るハードルは高くなりますが、その分大きな収益を得ることもできるので、利用を検討できます。
特に、フォロワー数が多いアカウントであれば、アフィリエイト広告を出すと購入をしてくれる可能性も上がるため、利益を得るチャンスも高いです。アフィリエイトはA8.netや楽天、AmazonなどのASPを利用できるため、利用を考慮してください。
撮影した写真を販売する
自分が所有している画像や写真を、インスタグラムで販売することも可能です。写真は人によって魅力あるものに感じ、保有したい方も多いです。特に撮影の技術がある人の場合は、アートとしての価値があり、購入したいフォロワーもいます。
写真販売では風景なども人気がありますが、人物が入っているとより魅力度が高いです。企業によってはイメージアップとして利用したいケースもあり、個人でも何かのPRとして利用したい方もいます。写真販売は大きな報酬にはならない場合も多いですが、気軽に利用でき、ノルマなどの問題もないので趣味の延長線として考えることもできるでしょう。
インスタグラムで収益化するためのポイントと注意
インスタグラムは様々な方法で収益を得られるため、自分に合った方法を探すことができます。ただ、インスタグラムで稼ぐためには、ポイントと注意点を把握しておくのも重要です。どのような点を明記すべきか解説致します。
フォロワー数を増やし案件は慎重に選ぶ
インスタグラムで収益を得るためには、フォロワー数を増やすのが前提です。売上を得る方法はどれもフォロワーがいることで有利になるため、一定数を保有していなくては稼ぐ土台はできていないと言えます。
特に企業によるPR案件は数十万人ほどいなくては依頼されないケースもあるため、たくさんの人に興味を持ってもらえるようにすべきです。その点で意識すべきことは例えば、流行のジャンルを掛け合わせて独自性を出す、コメント返信やライブ配信でコミュニケーションを増やすなどの方法があります。
また、インスタグラムで商品販売するときは、アカウントのイメージを損なわないようにすべきです。報酬による金額で商品紹介してもイメージに合わないならフォロワーが離れる場合もあります。アカウントのイメージに合う案件を選んでアピールしてください。
ステマを疑われる表現をしない
インスタグラムの収益化で、ステマと疑われる表現をしないことも重要です。ステマは広告ではないような雰囲気でSNS上で商品を紹介するケースです。ステマは広告であるにも関わらず「普段から愛用している」など、フォロワーを騙す行為になります。
そのため、商品紹介をするときはユーザーが誤解しないように、紹介した商品が広告であることを明示しておく必要があります。タイアップ投稿ラベルの設定やハッシュタグなどで表記しておくように注意しましょう。
【まとめ】インスタグラムの安定した収益化を目指そう
たくさんのフォロワー数がいる「インフルエンサー」を採用し、広告による報酬から収益化を目指すことも1つの方法です。ただ、ステマやイメージに合った案件を採用することの注意点があるため、それらのポイントを押さえて売上を伸ばすようにしましょう。