ビジネスの生命線ともいえる集客。
中でもオンライン上で行われる集客方法は種類も多く、なかなか把握しにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「オンライン集客について知りたい、試してみたい」という方に向けて、オンライン集客の種類と特徴、さらに成功のコツを解説していきます。
この記事を読むことで、自分のサービスや商品に見合った集客方法を知ることができ、集客アップや売り上げ拡大につなげることができます。
オンライン集客とは
オンライン集客とは、インターネット上で行われる集客のことです。
例えば、TwitterやYouTubeなどのSNSを見ていると広告が流れることがありますよね。
またGoogleで検索を行った際も、検索結果の上位に【広告】と記載された記事が表示されることがあります。
逆に、チラシやテレビCMなどインターネットを使わずに行われる集客をオフライン集客と呼びます。
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オンライン集客には広告の出稿に費用がかかるものと、そうでないものがあります。
それぞれの種類と特徴について解説していきます。
無料
※出稿に費用はかかりませんが、サーバー代や人件費などはかかる場合があります。
Webサイト・ブログ
サイトやブログを使って自社の情報を発信する方法です。
認知を拡大して見込み客の創出につなげたり、お得情報やお役立ち情報の提供を通じて信頼や安心感を醸成したりして商品やサービスの購入につなげます。
SEO
SEOとはSearch Engine Optimizationの略でサイトや記事を検索結果の上位に表示させるための対策です。
例えばGoogleで検索したときのことを想像してみてください。
1ページ目や2ページ目に表示されている記事をクリックして情報収集することがほとんどではないでしょうか。わざわざ10ページ目や20ページ目まで表示させて記事を選ぶことは稀です。
せっかくサイトを作って記事を書いても、検索結果で上位に表示されなければ読んでもらえません。
そのため、検索エンジンから集客を考える場合SEO対策は重要です。
LP
LPとはLanding Pageの略語です。
見込み客に商品やサービスの訴求を行い、購入や資料請求、相談などのアクションを起こさせることに特化したwebページを指します。
オンライン上でのチラシと考えるとイメージしやすいかもしれません。
セールスに振り切った内容で強力に訴求していきます。
SNSで情報発信
TwitterやYouTube、Facebook、instagramなどのソーシャルメディアを活用して集客を行います。
SNSを使う多くのユーザーに情報が届くため、商品やサービスのことを知らない層にまで訴求することができます。
Google mapを使った集客
Google mapで「地名+キーワード」(例:大阪+レストラン)などで検索すると地図と共にキーワードに合致するお店が表示されます。
このとき表示されるお店の情報を充実させることで、集客アップにつなげます。
またGoogle mapでの検索結果において、お店の情報を上位に表示させる対策のことをMEOと呼びます。
旅行先や土地勘のない場所ではGoogle mapを頼ってお店を探す人は多いため、地域密着型で店舗を使ったビジネスを展開している場合、強力な集客手段に成り得ます。
メルマガ・Line公式アカウント
登録された宛先に定期的にメッセージを送信して、見込み客に情報を提供していきます。
特定の顧客に向けて継続的に情報を届けることができ、SNSのように文字数制限もないので、サービスや商品の魅力を存分にアピールできます。
プレスリリース
プレスリリースとは、テレビ、新聞、雑誌など報道関係者に向けて提供される文書です。
最新の商品やサービス、イベント開催についての情報を発信することで、報道機関にニュースのネタを提供します。
もし各種メディアの目にとまり取材されれば、大きな宣伝効果が期待できます。
有料
SNS広告
SNS広告はTwitterやYouTube、FacebookなどのSNS上に広告を出稿して集客を行う方法です。
時間をかけてフォローワーを増やさなくても、インプレッションを増やせるメリットがあります。
またSNS登録時に入力されたユーザーのデータや活動履歴の活用によって、届けたい客層に訴求できる特徴があります。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、webサイトやアプリの広告枠に表示される、画像、動画、テキストから成る広告のことです。
ディスプレイ広告は、広告が表示されているwebサイトやアプリに訪れたユーザーすべてに情報を届けられるため、広範囲に訴求できる集客方法だと言えます。
リスティング広告
リスティング広告は検索エンジンで検索されたキーワードをもとに表示される広告で、検索連動型広告とも呼ばれます。
例えばGoogleなどで調べ物をしたとき、検索結果の上位に「広告」と記載されている記事が並ぶことがありますが、これがリスティング広告です。
商品やサービスに関連するキーワードを自ら能動的に調べている方が対象になるため、すでに商品やサービスに興味関心を持っている意欲が高い見込み客に届く集客方法だと言えます。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、あるサイトを訪れたユーザーに対して表示される広告のことです。
例えば、洋服を買いたいと思い、アパレルサイトに訪問したとします。
すると、そのサイトを離脱したあと、洋服に関するバナー広告が頻繁に表示されることがあります。このような広告がリターゲティング広告にあたります。
サイトの訪問履歴を使って広告を配信しているのです。
検索ユーザーの行動をもとに広告が表示されるため、一人一人の関心にあわせた効率の良い集客が可能です。
記事広告(ネイティブ広告)
記事広告は、広告の発注者以外の第三者の視点から書かれる記事形式の広告です。
サービスや商品をPRするための面白くて魅力的な記事を作成して注目を集めます。
近年、ユーザーは広告を嫌ってクリックせずに飛ばしてしまうことがよくあります。
そのため、広告っぽさをできるだけ感じさせずに、ニュースやおもしろ記事といった体裁で情報を届けます。
オンライン集客を成功させるためのコツ
長期的な視点で考える
オンライン集客に限った話ではありませんが、成果が出るには時間がかかります。
Webサイトを作って質の高い記事を書いても、検索結果の上位に表示されるには3カ月から半年は必要だと言われています。
SNSで情報発信を行っても、最初はフォローワーがなかなか増えずに苦労します。
最初から大きな反応を期待してしまうと、思ったような結果が得られず挫折する原因になりますので、ある程度長期戦を見据えてコツコツ継続することが大切です。
改善を繰り返す
オンライン集客の大きな強みは、オンライン上での行動データを容易に取得できるということです。
これを活用しない手はありません。
オンライン上でのユーザーの動きを客観的に分析して、集客の改善点をあぶり出し、高速でPDCAを回していきましょう。
専門家と共に取り組む
オンライン集客には多くの種類があり、しかもそれぞれ真剣に取り組もうとすると奥が深いものばかりです。加えてweb関連の専門知識や技術が必要になることもしばしば。
全てを自分で完結させようとすると、多くの工程を一人でこなすことになり、結果的に手が回らず、十分な施策が打てないかもしれません。
プロに依頼をすることで、質の高いオンライン集客を実現できる可能性が高まります。
【まとめ】オンライン集客を活用してビジネスを成功させよう
今回はオンライン集客の種類と特徴、成功させるコツについて以下の内容を解説してきました。
・オンライン集客とはインターネットを使って行われる集客の総称。
・オンライン集客には多くの種類があり、それぞれに特徴がある。
・成功させるためのポイントを踏まえつつ適切な運用をすることが大切。
オンライン上で行われる集客は、上手くいけば一気に多くの顧客を獲得できるため、コストパフォーマンスが非常に高くなります。
オンライン集客を活用して、より多くのお客様にあなたの商品やサービスを届けていきましょう。