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Instagramのリール広告が今話題?!メリットや特徴について詳しく解説!!

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圧倒的な人気を誇るSNSのInstagramは、日常の写真を投稿するSNSとして始まりましたが、今やビジネスにおけるマーケティングツールとしても活用されており日本国内で3,300万人もの人が利用しています。

そんなInstagramでリール広告機能を開始すると発表されたのが2021年6月。ユーザーへ自社の広告が見てもらえる、と可能性が非常に高まっておりました。
今回はリール広告について、説明していきます。

【Instagramの人気機能?】リールとは?

リール機能は、動画や音楽にエフェクトを組み合わせて最大90秒のショート動画をシェアできる機能です。またフィードやストーリーズの投稿と同じくいいねやコメント機能も備わっています。

リール機能の特徴は動画の画角がスマートフォンの画面に合わせられている点です。2021年上半期、最もダウンロードされ人気SNSの「TikTok」と似た機能と言われていますが、TikTokのユーザーは学生の方など若年層の方が多い反面、Instagramは幅広い年齢層から使用されておりますので、より共有やシェアがされやすいでしょう。

またInstagramにあるストーリーズとも似ていますが、こちらは投稿をしてから24時間が経つと消去されてしまいますが、リール機能は消去されません。

そんなリール機能は広告の提供を開始しています。

リール広告は縦長の全画面で表示され、通常のリールコンテンツの間に挿入されます。従来の広告に比べてユーザーが違和感を感じにくいのが大きな特徴といえるでしょう。

またユーザーはリール広告にコメントやいいね、保存などをすることができ、また興味がない広告の場合などはスキップや非表示にすることもできます。

リール広告を出稿するメリットは?

黄色い背景の女性

次にリール広告のメリットについて紹介していきます。

■ユーザーにリーチされる機会が多い

InstagramのリールはYouTubeなどの自分が閲覧したい内容を検索したり選択したりする形式ではなく、Instagramのアルゴリズムによって選択された動画が表示されるため幅広いユーザーに自身のリールを閲覧してもらうことができます。

またリールは比較的短い動画を取り扱い一度見始めると次々とスワイプをし複数の動画を見るユーザーが多いため、ユーザーにはよりリーチがされやすいと言われています。

またホーム画面のフィード内でも、リール広告が表示されます。フィードの投稿と投稿の間に表示されるため、"リールタブ"や"発見タブ"を見ていない人にもリール広告を見てもらうことができるのです。

■縦型フルスクリーンの動画のため目を引き付けやすい

リールはスマートフォンの画面いっぱいを使ってクリエイティブな動画を表示させることができます。ユーザーの興味を引く内容の広告を作成することができれば、より気に留められやすくなるでしょう。

■投稿者よりも内容が重視されやすい

リールは動画の投稿者ではなく、動画の内容が重視されやすいといわれており、フォロワー400人ほどのユーザーでもリールの再生回数は7万回以上といった投稿もあります。

「誰の投稿か」よりも動画そのものに注目をしているユーザーが多いため、魅力的な動画を作成できれば広告がどうかはあまり意識されることもなく、最後まで動画を見てもらえやすくなります。

一方、デメリットは?

カラフルな服を着た男性

一方でデメリットはあるのでしょうか。

■ノウハウがまだ少ない

リール広告が開始されてからまだ一年しか経過しておらず2022年現在、広告出稿に関する技術やコツがまだ明確にされていません。そのため試行錯誤しながらリール広告を運用していく必要があります。ただしリール広告を出稿している企業がまだまだ少ないため、様々な取り組みを行っていければ大きな利益を得るチャンスがくるかもしれません。

■魅力的な広告作りが必要

前述で述べた通り、ユーザーは"誰の"動画ということよりも"どんな"動画なのか、動画そのものを意識しています。またユーザーも興味のない動画だと判断したときには数秒でスワイプし次の動画に飛んでしまいます。ただし逆を言えばユーザーにハマれば最後まで見てもらえやすくもなります。

そのためリール広告は最後まで見てもらえるような動画作りが必要となります。

リール広告をうまく活用するポイントについて

ノートパソコン

リール広告を制作する際に抑えておきたいポイントを紹介します。

■リピートをされる前提で動画を作成する

リールは一度表示されると、スワイプしない限り繰り返し再生されます。そのため何度もリピートするような、ユーザーが見たくなるような動画を作成する必要があります。

またその動画が良ければ閲覧しているユーザーも以下のようなアクションをとってくれる可能性があります。

・キャプションを確認する

・いいねをする

・コレクションに保存する

・コメントをつける 等

上記のようなアクションをとられた動画はそこからさらに拡散される可能性も高くなります。そのため何度も見たくなる、リピートしたくなるような動画を作成しましょう。

■冒頭にインパクトがある動画を作成する

リールはユーザー側が検索し閲覧してもらう動画ではありません。そのため動画冒頭でユーザー側に興味を持ってもらえなければすぐにスワイプされ次の動画に移ってしまいます。そのため冒頭には強いインパクトを残し、ユーザーを引き付けるような動画を作ることが求められます。

例)

・「○○ではありませんか?」のように疑問を問いかける

・ターゲットを絞り込む

・ビフォーとアフターを示す

■投稿動画の世界観を大切にする

インスタグラマーなど人気のユーザーのほとんどはおしゃれな人が多く世界観を統一されています。企業アカウントも同様で世界観を統一している動画や音楽選びはリール広告として好感を持たれます。そのため自社に合う、世界観を崩さないよう、動画作成に取り組みましょう。

■「おすすめのリール動画」を目指す

Instagramでは以前にいいねやコメントなどアクションされたおすすめのリール動画を[リール]タブなどの場所に表示されます。

そしてどのような動画がおすすめとして選ばれやすいのかについても記載があります。

【Instagramは上記のガイダンスに加え、以下の観点でおすすめのリール動画を選んでいます。】

・幅広いオーディエンスに面白いと感じてもらえる可能性がある

・創造力をかき立てるものである(例: 他の利用者が参加できる新しいトレンドを作る)

リールの音源ツールを使用してInstagramミュージックライブラリの曲またはオリジナル音源を追加している

・縦向きで撮影されている

・コミュニティに関連のある有意義な出来事を表現している

・多様なバックグラウンドや考え方を持つクリエイターの作品である

(Instagram ヘルプセンター参照)

逆におすすめとして選ばれづらい動画についても記載がありました。

【以下の内容にあてはまるリール動画は表示されにくくしています。】

・ミュートになっている、ぼやけている、低解像度である、枠線、ロゴまたは透かしがある、画像の大部分がテキストで覆われている

・オリジナルの動画ではない

・政治問題を扱っている

・Facebookのコミュニティガイドラインへの違反(例: ヘイトスピーチや過度な暴力描写を含む)やおすすめに関するガイドラインへの違反がある

(Instagram ヘルプセンター参照)

これらのポイントを意識しながらリール広告の動画を作成していきましょう。

また上記を見て「難しそうだな」と感じる場合は、まずは現在バズっているリール動画を参考にしても良いでしょう。人気の動画であれば100万回以上も再生されていますので、そこからヒントを得てみてくださいね。

リールの活用事例

ここからは、リール広告の活用事例について紹介します。

【リール】

DELISH KITCHEN

クックパッドやクラシルなどの料理レシピを提供するサービスはたくさんありますがデリッシュキッチンも450万人以上のフォロワーがおり大変人気のアカウントとなります。

こちらのデリッシュキッチンのリールでは卵の割り方やブロッコリーの切り方など、基礎からアレンジレシピまでたくさん動画が投稿されており閲覧数も100万以上のものが多くあります。

タリーズコーヒージャパン

タリーズコーヒー インスタグラムアカウント

全国チェーン店のタリーズコーヒーのリールはポップな動画で、見ているだけでとても可愛くほっこりした気持ちになれます。

また新商品なども常に投稿しておりユーザーを引き付けています。

最近ではリール内で25周年のヒストリー動画なども上がっていました。

【リール広告】

U-NEXT

映画、ドラマ、アニメなど充実しているU-NEXTのリールは最新作の映画の情報や、配信が配信された動画、またおすすめ作品やキャンペーン情報などが画面に大きく投稿されております。

ファンケル

化粧品やサプリなど販売を行っているファンケルでは、アンケートに答えるとモニター価格で特別に購入ができるといったお得情報を動画にしています。

動画内の色合いも統一されており非常に見やすくなっています。

リール広告の設定方法について

インスタグラムのロゴ2つ

では次にリール広告の設定方法について紹介していきます。

ただし下記を行う前にFacebookにてページを作成し、ビジネスアカウントを取得、

その後Instagramのアカウントをプロアカウントへ変更し、Facebookと紐づけを行う必要があります。

Facebookページからも広告を出稿することはできますが、ビジネスマネージャーの中の広告マネージャが使いやすくおすすめです。

①Meta広告マネージャを開き、[+作成]を選択します。

②広告の目的を以下から一つ選択します。

・コンバージョン

・リーチ

・トラフィック

・動画の再生数アップ

・ブランドの認知度アップ

・アプリのインストール

③広告を通常どおり作成し、キャンペーンの詳細、予算と掲載期間、オーディエンス、最適化と配信を設定します。

④[配置]オプションが表示されたら、単独のリール広告キャンペーンを実施する場合は[手動配置]を選択します。

⑤[配置]で、[ストーリーズ]の横にあるドロップダウンを選択し、[Instagramリール]の横にあるチェックボックスをオンにします。

⑥コールトゥアクションを選択して、広告の作成を完了します。

広告が送信され、審査されます。審査が完了すると、利用者のInstagramリールタブに広告が表示されるようになります。

(Instagram ヘルプセンター参照)

【インスタグラム リール広告について】まとめ

今回はリール広告について記事にしました。

リールはユーザーからリーチされる機会が非常に多いですが、広告出稿に関する技術やコツがまだ明確にはされておらず、多くの活用が見えているわけではありませんが、他の企業がしていないことを先に始めることによって得られる成果も変わってくるでしょう。

広告としての配信も可能となったのでぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。

その時の流行やトレンドを追いながら、自社のアカウントにあったリール投稿にチャレンジしてみてくださいね。




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