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インスタグラムの写真の著作権はどうなの?気をつけるポイントを解説していきます!

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インスタグラムアカウント

そもそも著作権とは?

まず最初に、著作権について理解しておきましょう。著作権とは、「人間の思想や感情を創造的に表現した文化的な創造物を保護」する権利とされており、著作権法という法律によって守られている権利です。

著作権は原則、著作物を作成した人が権利者で、著作者が著作物を創作した時点から著作者の死後70年まで権利が保障されることになっています。著作権を得るための手続きなどは特に必要ではなく、著作物を創造した時点で自動的に権利が発生します。文化的な創造物とは、具体的には本や雑誌などの書籍、CDやネットで配信されている音源、またはコンサートなどで生演奏される音楽、絵画や彫刻などの美術品、テレビなどで見るドラマやアニメなどの映像などが含まれます。日々の生活の中でほとんどの人が触れたことのある、私たちを楽しませてくれるものですね。

インスタグラムの中だと、投稿されている写真・動画・文章が対象になるでしょう。これらの文化的な作品は、それを作った人が自分の考えや気持ちを表現して、作品として形にしたものです。そのため、その作品がどのように使われるのかは著作者のみが決定することができるのです。

また、著作権法は大きく以下の二つに分かれています。

 

〇著作者人格権

著作物を通して表現されている著作者の人格をまもるための権利

〇著作権(財産権)

著作権者が著作物の利用を許可してその使用料を受け取れる権利

 

著作権では、著作物の利用方法によって、さまざまな権利を非常に細かく決めて定めています。著作権法に定められている方法に則って著作物を使用する際は、使用する前に著作権者の許可をもらうことが必須となってきます。

※著作権を侵害するとどうなるのか

著作権を侵害した場合、訴訟や損害賠償に発展する可能性があります。また著作者が刑事告訴を出せば、刑事罰の対象にもなり得ます。その場合、「10年以下の懲役」または「1000万円以下の罰金」の刑罰が科せられます。また法人が著作権侵害を犯した場合には「3億円以下の罰金」が科せられます。

もし自分が知らない間に他の人の著作権を侵害してしまい、著作者からその旨の連絡が来た場合は、転載した画像を削除したり、あるいは著作者を誰が見てもわかるように表示して引用であることを示すなど、著作者に対して敬意を払い、誠意を持った対応をしましょう。

インスタグラムで使用できる写真とは

基本的にインスタグラム等のSNSで使用できる写真は、自分または自社で撮影した写真のみになります。あなたが撮影したものにはあなたに著作権があるからです。

自分以外の人が撮影したり作成したりした画像を自分のインスタグラムに無断で掲載した場合、著作権違法になってしまいます。

また、それら他人の写真や画像に自分で加工したものを投稿した場合でも同様です。例えば、他人の画像の色味を編集したり、そこに文字を加えたり、他人の画像の一部分を切り取って自分の画像に使用したりした場合でも、権利侵害となってしまいます。著作者には、著作物を自分の意に反して勝手に変えられることを防ぐ「同一性保持権」という権利があるためです。

他人の写真や画像を使用するときだけでなく、一から自分で画像を作成する際にも注意が必要です。画像内で使用するイラストや写真などをインターネットから拾ってくる場合、著作権フリーのイラストや写真を使わないといけません。ネットにアップされているからといってどれでも好きに使用してしまっては、著作権の侵害となってしまいます。

インスタグラムの著作権はどうなっているの?

では、具体的にどのような行為がインスタグラムの著作権侵害に当たるのかご紹介していきましょう。

よくありがちなのが、アーティストの音楽の無断使用、芸能人の顔写真の無断使用、アニメキャラの無断使用、他人の画像(ウェブサイトやブログなどからのもの)を無断使用する、などです。これらは先ほども記載した通り、加工していても権利侵害に当たります。頻繁に見かけることが多いのが芸能人の写真を自分のアカウントのプロフィールアイコンに使用しているケースです。知らないうちに勝手に使用してしまっている人も多いのではないでしょうか?

インスタグラムでの画像転載のタイプ

著作権侵害に当たる行為として、一番多く発生するケースが画像転載だと思います。この画像転載の方法にはいくつかのパターンがあり、それぞれの違法性も異なりますので、ここでご紹介します。

他人の画像を保存して、自分のアカウントに投稿する

こちらはもちろんNG行為です。インスタグラム内ではもちろんのこと、インスタグラム以外のSNSやWebサイト、ブログなどから転載することも権利を侵害してしまいます。投稿文章を変えたり、画像を加工しても著作権侵害になります。ただし、そのような他人の写真だとしても、保存したりスクリーンショットを撮ったりして個人のデバイスにのみ入れておき、外部に投稿せずに自分だけで楽しむ分には著作権侵害にはなりませんので安心してください。

リポスト(リグラム)する

リポストとは、他人の投稿を自分のアカウントでシェアすることです。この場合は、リポスト専用のアプリを使っている方が多いと思います。アプリを使用すると、相手のアカウントや投稿文章を、投稿時に自分の投稿文章の中に自動で記載してくれます。また画像内にもリポスト投稿であることがわかるマークが表示されるようになっているので、転載ではなく引用であると判断される可能性が高くなります。しかしこの場合も、リポストする前には必ず相手に許可を取るようにしましょう。

埋め込み機能でブログなどの他のサイトに埋め込む

インスタグラムには埋め込み機能というものがあります。インスタグラムの投稿を、他のWebサイトやブログに貼り付けて紹介することができる機能です。しかしこちらに関しては、2020年6月にインスタグラム社から「画像の埋め込み機能を使っても著作権侵害になる」という公式見解が発表されました。そのため他人の投稿の埋め込みも無断で行うことができなくなりました。埋め込み機能を使いたい際には、事前に許可を取ってから行いましょう。

インスタグラムで使用する写真で気をつけるポイント

冒頭でもお伝えしましたが、大前提として基本的には自分で撮影した写真、自分で作成した画像のみを投稿していれば何の問題もありません。

しかし、他のユーザーの投稿を紹介したい場合も出てくると思います。たとえば、自社の商品やサービスを使ってくれているお客様の感想が書かれた投稿や、自社のイベントなどに参加してくれた様子が投稿されている写真や文章などを、他のユーザーに見てもらって宣伝したい時などです。

他のユーザーの投稿を転載したい場合は、まずは必ず本人に許可を取ることが必須です。そうすれば権利を侵害したと問題になることはまずありません。

またリポストをする際は、相手に事前に確認を取った上で、投稿文にもリポストである旨を記載し、相手のアカウントをメンションするなどの配慮をすると良いでしょう。

それから、著作権フリーの素材を利用する場合もあるかと思いますが、その際も利用規約をよくを読み、クレジットの表記が必要かどうかの確認をするなど、利用規約を守って利用しましょう。

 

もし現時点で無断で他人の投稿を掲載したり、リポストや引用をして投稿をしている場合は、まず著作権者に改めて利用して良いか確認を取り、引用元を明記をしていない場合は追記するようにしてください。

 

また、これは肖像権の話になりますが、画像を掲載する際は、画像内に映っている人にも気を配るようにしましょう。

友人などの身近な人であっても、投稿する前に確認を取るようにしたほうが良いです。インターネット上にアップされた画像は、基本的に一度アップすると不特定多数の人に見られることになり、完全削除はできないと考えておくのが無難なので、後々面倒なことにならないためにも親しい人にも許可を取りましょう。もし知らない人が写真に写ってしまっていたり、映っている相手に許可を取れない場合は、スタンプで顔を隠したり、モザイクを入れたりするなどの加工をしましょう。

 

これらに気を付けていたとしても、気づかずに著作権を侵害してしまっている場合も出てくるかもしれません。もしも著作者からその旨の連絡が来た場合は、直ちに該当する投稿の削除を行い、きちんと謝罪して、誠実な対応を心がけましょう。多くの場合、一回目であれば警告程度の連絡が来ると思いますので、初期段階で誠意を見せれば揉めることも少ないでしょう。

もし警告を無視してしまった場合には、アカウントの凍結や削除がなされたり、最悪の場合は訴えられる可能性もありますので十分に注意してください。

【インスタグラムに著作権について】まとめ

今回はインスタグラムの著作権に関してお堅い話をしたので、投稿の際に写真を使用するのがこわいな、面倒だなと思われた方も多いかもしれません。しかし、インスタグラムは多くの人との交流の場であり、さまざまな情報を仕入れることができるとっても便利で魅力的なサービスです。他の人から得た良い情報をより多くに人に広めたいと思うことは決して悪いことではなく、むしろ他の人の役に立つ可能性を秘めています。投稿を転載される側も、投稿を広めてほしい、拡散してもらってありがたいと思う人も少なくないのです。ですので、きちんと相手に許可を取る誠実な姿勢があれば、基本的には問題になることはありません。著作権の内容をよく理解したうえで、上手にインスタグラムと付き合っていきましょう。

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