画像や動画中心のSNS・Instagram。
そんなInstagramでは、投稿する画像や動画の最適なサイズが存在します。
そのサイズを把握していないと、どんなに魅力的な画像や動画でもフォロワーの目を引くことは難しくなってしまいます。
今回の記事では、そんなinstagramでの最適な動画・画像サイズについて解説します。
Instagramフィードに最適なサイズ
Instagramへの画像・投稿は、適切なサイズと形式で行うことで魅力を最大化できます。
そのため、効果的な投稿をするには、Instagramが推奨する画像・動画のサイズやアスペクト比を把握することが大切です。
以下でフィード投稿での最適サイズを解説します。
画像サイズと比率
Instagramフィードへの画像投稿では、以下の3つの形式が最も一般的です。
- 正方形（1:1）: 1080×1080ピクセル
- 横長（1.91:1）: 1080×566ピクセル
- 縦長（4:5）: 1080×1350ピクセル
縦長の投稿は画面上でより多くのスペースを占めるため、詳細情報を伝えたい場合に効果的です。
一方、横長の投稿は風景写真などのワイドな画像に適しています。
プロフィールのサムネイル表示は常に正方形となるため、重要な要素が端に寄りすぎないよう注意が必要です。
アスペクト比（縦横比）については、1.91:1〜4:5の範囲内であれば問題なく投稿できます。
動画投稿の時間と容量
動画投稿の場合も、画像と同様のアスペクト比（1.91:1〜4:5）が推奨されますが、動画特有の制限もあります。
- 最長60秒まで
- ファイルサイズ上限：4GB
動画が長すぎたり容量が大きすぎたりする場合は、Instagramの編集機能や外部アプリを使って適切なサイズに調整することをおすすめします。
Instagramリール動画に最適なサイズ
スマホ世代に人気のInstagramリール機能では、魅力的な短尺動画を15〜90秒間で共有できます。効果的な投稿のためには、技術仕様を理解しておくことが重要です。
画面サイズと比率
- ベストサイズ： 縦長1080×1920ピクセル
- 理想比率: 9:16（縦型フルディスプレイ）
アプリ内撮影では自動的に最適サイズに調整されますが、外部で制作した映像をアップロードする際は、これらの数値に合わせると視聴者に最良の体験を提供できます。
技術的には横長に近い1.91:1から縦長の9:16まで対応していますが、縦長9:16以外を使用すると自動トリミングにより映像の端が表示されなくなる可能性があるため注意が必要です。
動画投稿の時間と容量
- 選択可能な動画尺: 15秒、30秒、60秒、90秒の4種類
- 最大ファイル容量： 4GB
撮影開始前に尺を設定すれば、メッセージ内容に合わせた最適な長さを選択可能です。ストーリーテリングの目的に合わせて、適切な時間枠を選びましょう。
Instagramストーリーズに最適なサイズ
Instagramストーリーズは、4時間で消える一時的な投稿という特性を活かして日常の瞬間や出来事を気軽にシェアできる人気機能です。
ストーリーズは縦長のフルスクリーン表示が基本となっており、フィード投稿とは見え方が異なるのが特徴です。
最適なサイズについて以下で解説します。
画像・動画サイズ
ストーリーズに最適な画像・動画サイズは1080×1920ピクセルで、アスペクト比は9:16（縦長フルスクリーン）です。
スマートフォンの画面いっぱいに表示されることを意図したこのサイズは、圧縮率が低くなり、より高画質な表示が可能になります。
他のアスペクト比（1.91:1〜4:5、16:9など）でも投稿は可能ですが、その場合は上下に余白が表示されるため、全画面の没入感は減少します。
動画の長さ
ストーリーズ動画として投稿できる長さは最大60秒です。
1回の投稿で複数の動画を選択することも可能で、それぞれ最大60秒まで投稿できます。
Instagramプロフィール画像に最適なサイズ
Instagramのプロフィール画像は、あなたのアカウントの第一印象となるため、適切なサイズと形式で設定することが重要です。
画像サイズと比率
Instagramのプロフィール画像に最適なサイズは、アスペクト比1:1（正方形）で、推奨解像度は320×320ピクセルまたは400×400ピクセルです。
公式のサイズ規定は明確に示されていませんが、この範囲のサイズが最適とされています。
大きめの解像度で用意することで、Instagramがサイズを調整した際にも鮮明な画質を維持できます。
プロフィール画像を設定する際の最も重要なポイントは、最終的に画像が円形に切り抜かれるということです。
そのため、ロゴや顔などの重要な要素は、画像の中央に配置することをおすすめします。
端に配置された要素は円形トリミングによって切れてしまう可能性があります。
また、プロフィール画像のアップロード画面では、ピンチイン・ピンチアウト操作で画像の拡大・縮小や位置調整が可能です。
この機能を使うことで、元々が長方形の画像でも円形表示に最適な部分を選んでトリミングできます。
Instagram投稿に最適なサイズに編集する方法
ここまで、Instagramに投稿する画像や動画の最適なサイズについて解説しました。
ここからは、様々な方法を使って投稿コンテンツのサイズを調整する方法をご紹介します。
Instagram公式アプリでのサイズ調整
フィード投稿のサイズ変更
- 画面右上の「＋」をタップし、投稿画面を開く
- 投稿したい画像を選択する
- 画面左下に表示されるサイズ変更アイコンをタップする
標準では1:1（正方形）表示になっていますが、このアイコンをタップすることで4:5（縦長）や1.91:1（横長）に切り替えられる。
画像の表示範囲を調整したい場合は、ピンチイン・ピンチアウト操作で調整
注意点として、複数枚の画像を投稿する場合、最初の画像のアスペクト比がすべての画像に適用されます。
また、公式アプリでは動画のサイズ変更はできないため、別のアプリで事前に調整する必要があります。
ストーリーズのサイズ変更
- 画面上部の自分のアイコンまたは「＋」から「ストーリーズ」を選択
- ギャラリーから画像を選択
- 表示された画像をピンチイン・ピンチアウトして好みのサイズに調整
- 左下の自分のアイコンをタップして投稿
公式アプリ以外のサイズ調整
公式アプリ以外では、iPhoneやandroidなどのスマートフォン標準アプリでの編集や編集アプリで編集が可能です。
特に、より高度な編集や一括処理が必要な場合は、CanvaやSNOWといった無料アプリが便利です。
【まとめ】
Instagramでは各投稿タイプに適したサイズがあり、適切なサイズで投稿することで視認性と魅力が向上します。
Instagramアプリ以外にも、スマホの標準アプリや無料の編集アプリを使用することでサイズを変更することが可能。
この投稿前のひと手間を惜しまないようにしましょう。