Instagramを活用している個人の方や会社であれば、写真や動画の投稿を定期的に行うでしょう。Instagramはユーザー数も多いため、認知度向上やブランディングなどに利用できます。
ただ、SNSを利用しているならLINE公式への登録をしている人や企業もいるはずです。その際「画像や動画を連携できないか？」と考えることもあるでしょう。InstagramとLINE公式の共有や連携について今回の記事で紹介します。
Instagramとラインで情報を連携させるためには？
結論から言うと、Instagramとライン公式は連携することができません。両方共にfacebookなどのSNSと連携することはできますが、全てのサービスと自動で連携できるわけではないので、その点を確認しておく必要があります。ただ、手動であれば連携させる方法もあります。どのように行えるのか内容を紹介しましょう。
インスタグラムのシェア機能を利用する
Instagramにはシェア機能が搭載されており、端末にインストールされている他のSNSのテキストボックスにURLを貼り付けできます。やり方は、メニューアイコンからシェア機能のリストを選択します。すると、画面の下部にURLの転送先リストが表示されるため、バーを上にスワイプしてどのアプリにデータを送りたいのか選んでください。
その後はURLが選択したアプリに送信されているはずなので、チェックしてください。この方法を用いればラインにも転送することができるため、考えてみましょう。ただ、WebのInstagramではリンク挿入ができないので注意してください。
また、Instagramにライン公式アカウントのURLを挿入すると、一部のユーザーにおいて警告文が表示されることもあります。その場合開くことができないため、他のやり方で共有しましょう。
lit.linkを使用する
Instagramのプロフィールページには、1つしかURLを挿入することができません。そのため、複数のURLをInstagramのプロフィールページに挿入したい場合は、lit.linkの利用も検討できます。lit.linkは複数のリンクをまとめてページ作成することができ、Instagramのプロフィールページに挿入すると、開いたユーザーは挿入されているリンク先へ移動できます。
もし、美容室など商業目的でLINE公式アカウントやInstagramを利用しているなら、lit.linkを利用した方が効率的になる場合もあるため、計画してみましょう。
ストーリーズにLINE公式アカウントのURLを貼り付ける
Instagramにはスライドショー形式で、画像や動画を投稿できるストーリーズ機能が搭載されています。この機能を活用すればリンクを挿入することができ、プロフィールページにストーリーズを固定でハイライトすることも可能です。
ストーリーズにLINE公式アカウントのリンクを挿入しておくと、Instagramを見たユーザーもリンク先へ移動して、LINEの情報を確認できます。何か最新の情報を相手に知らせたい場合に利用できるため、この方法も検討してみましょう。
ラインのプロフィールにインスタのリンク付けをする
Instagramだけではなく、ラインから連携させる方法もあります。まず、ラインのデコ機能を利用できます。「背景画面を編集」というボタンの下に並んでいるステータスメッセージの下に表示されるアイコンの中から選択できます。
タップするとInstagram以外にYouTubeやTwitter、facebookなどが現れるため、アイコンから選んでください。アイコンを囲む枠の右上に「ペン」があり、タップするとSNSリンクをが表示されるため、自分のInstagramのアカウント名を入力すると、ラインのプロフィール画面とインスタを紐付けできます。
また、デコにはテーマやスタンプ、ウィジェットなどでプロフィール画面を自由にアレンジできるため、自分の用途に合わせて画面の雰囲気や印象を変えてみてください。
InstagramとLINE公式アカウント連携の際の注意
Instagramとライン公式を連携させる際は、注意点もあります。どのようなリスクを管理をしておくべきなのか把握しておくと、連携をうまく行うことが可能です。以下のポイントを注意して活用してください。
投稿URLを挿入してもリンクにはならない
Instagramの投稿には、テキスト部分に誘導先のURLが記載されているケースもありますが、ユーザーがタップしてもそのページへ飛ぶことができません。
商業での集客を目的に予約ページやホームページ、LINE公式アカウントへ誘導したい場合も、投稿のテキスト部分への記載は意味がないので注意しましょう。もし、集客として利用したいならインスタのシェア機能を活用するのが最適なので、やり方を変えて行うようにしましょう。
誘導はやり過ぎないようにする
集客目的でSNSへの誘導を促すことは必要です。しかし、投稿やメッセージのたびに誘導してしまうと、ユーザーは常にライン公式アカウントに移動しなくてはいけないため、うんざりする場合もあります。
リンクへの誘導は重要ですが、過度な連携は悪い印象を与えることになり、イメージ低下につながる場合があるため、割引やキャンペーンなど特別な場合に誘導を促すようにすべきです。誘導する機会が多いようなら、一度減らして別の機会を狙うようにしましょう。
LINEのアカウントURLはそのまま貼らない
インスタにLINEのアカウントを、URLをそのまま貼らないようにすべきです。InstagramのプロフィールにLINEアカウントを貼ると警告文が出てしまうため、外部から経由して友達追加できません。上記で紹介したようにlit.link、または「bitly」など短縮サービスを利用することでリンク誘導できるため、利用を考えてみましょう。
また、短縮してURLを貼るときは、何なのか明記しておくとユーザー側も安心です。URLのみでは不審に思う人も出てくるはずなので、「お得なクーポン情報」「割引情報の掲載」など、文言を一緒に記載しておくと、タップしてもらいやすくなるのでおすすめです。
【まとめ】ラインとInstagramを連携して上手く活用しよう
InstagramとLINEは手動であれば連携が可能です。やり方はいろいろありますが、上手く活用することにより、集客効果などいろいろなメリットを得ることもできます。ただ、やり過ぎなどには注意が必要になるため、計画して利用するようにしましょう。